July 29, 2005

自立の心は母ごころ

 行員による横領、大口取引先への不正融資、顧客情報の紛失、その他一連の不祥事の隠蔽、とまあとんでもねえ銀行もあったもんですが、いちおう猿のように反省をして改めるんだそうです。

みちのく銀:「風太くん」で再出発 新行員バッジに /青森(Yahoo!News/毎日新聞)

行員は「立ち上がる」意味を込め、レッサーパンダの「風太くん」のバッジをつけ、ゼロからの再出発を誓うという。

 なんだかなあ。もうすでにブームは終わってるんじゃないか? 写真集なんかも出してるそうですが。
 それに、立ち上がるって……最初から立ってないとマズいでしょ、人間なんだから。おたまじゃくしのバッジのほうがいいんじゃないですかね。さあこれから足がはえてしっぽが短くなって、立派な蛙になりますから、それまで長い目で見守ってくださいまし、って。いや私だったらそんな銀行に金を預けたくはないですがね。蛙になってから考える。

全職員による本部・支店周辺の清掃活動など顧客の満足度向上を図る運動を8月から導入する

 いいんだけどねえ。掃除も大切なことでしょうけどねえ。
 でも、「ゼロからの再出発」っていうんだったら、しかもそれを顧客に納得してもらいたいんだったら、一年間給与返上とかそれくらいやったほうが効果的だと思うんですが。生活していけないかもしれない? そうかもしれないが、人の金を預かるっていう仕事は、人の命を預かる仕事の次ぐらいにモラルが求められるのでは。

July 27, 2005

新しいiBookが出たよ。

http://www.apple.com/jp/ibook/

 スクロールできるトラックパッドはちょっと面白そうだし、AirMac ExtremeとBluetoothが内蔵されてるし。14インチのほうを、メモリ1GBにしてHDDも100GBにしても18万5千円ですよ。12インチなら16万1千円。しかもG4で1.33GHz〜1.42GHzですからね。安くなったもんだなあ。
 89年に発売されたMacintosh Portableなんて100万円だもんなあ。すごい。

July 22, 2005

64万のNEET

 64万人いるそうですわ。

ニートは64万人、3年連続で同水準 労働経済白書(asahi.com)

 さらに、フリーターは213万。まあフリーターの人はとりあえず仕事して金を稼いでるんでいいか。しかし64万人。定義としては、

仕事と求職活動をしていない15〜34歳のうち、家事や通学もしていない人

 ということなので、35歳以上の人も含めればもっとですね。35歳以上だとホームレスって感じがするけど、でもまだ親元で養われてる人もいるだろうし。
 なにしろ64万人を食わせているってのがすごいよ。ストリートチルドレンとかはいないようだし。だけど、養ってくれている人がいなくなったら、どうするんだろうねえ。大きなお世話ですが。

July 21, 2005

ナイスアイディア! なのか?

線路転落、ステレオカメラで検知 JR東が新システム(asahi.com)

 線路に落っこちた人がいたら自動的に感知して電車止める、ということらしいです。人間が非常ボタンを押すより早い、と。そりゃそうでしょうな機械ですから早いでしょう。
 ステレオカメラってなんじゃい、と思ったら、

三角測量の原理で撮影対象までの距離を認識できるステレオカメラを利用する。ホームから線路に物体が落ちていく様子を検知すると、近づいてくる電車に停止信号を発信。同時に駅事務室の監視モニターなどを通じて駅員に知らせる。

 ってことだそうです。ほほー。

 ええと、きっとすごいことなんでしょうね。よくわかりませんけど。
 しかし、そんなの開発するより、地下鉄でやってるような、ホーム全体に柵をつくっちゃうという防止策のほうが安全っぽいけどなあ。金がかかるのかなあ。
 あ、そうか、JRは車両によってドアの数が違ったりするからダメなのか。残念でした。

July 20, 2005

なんとなく

 思いついて「人気blogランキング」っつうのに登録してみた。すでにカウンターはいちおうついているのだけど、それはまあただのカウンターだし(なにいってんだ)、もうちょっと積極的なカウンターっていうか(なんだそれは)、まあ気分っつうか。でも、普通に考えると、めんどくさいよな、いちいちクリックするなんて。なので、別にいいです。弱気だな。いや弱気っつうか、ま、ちょっと面白いとかためになったとか素晴らしかったとか知らなかったとかムカつくとか(え、それは違うんじゃ)そんなときにクリックしていただくと、なんか飛ぶことになってますんで、その行った先でまた別の興味深いウェブログがあるかもしれませんのでどうぞご利用下さい。

2分だけでいい

宮藤官九郎『池袋ウエストゲートパーク』(角川書店/角川文庫 781円)
 テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(2000.4.14〜6.23放映)とそのスペシャル版『池袋ウエストゲートパーク スープの回』(2003.3.28放映)のシナリオ集。連ドラ部分は2003年1月に角川書店より刊行。
 てなわけで『タイガー&ドラゴン』の勢いで『IWGP』だ。「スープの回」も併録されていてお得です。
 それにしても、いやあなつかしい。もう5年も前になるのか。はじめて宮藤官九郎のドラマをみたのがこれだった。原作は読んでいたけど、それに決して負けていない、テンポのいいドラマだったなあ。長瀬智也や加藤あいを、ちゃんとその人として認識したのもこのときがはじめてだった。
 主要人物以外にも、巻末のキャスト一覧をみると意外な人が出ていたりして、ああ、もう一度みたいかも。妻夫木聡なんかも出てたんだねえ。クドカンドラマではお馴染みの面々もいるし、ああ、そうか加奈は小雪だったか。そしてこの「剣」って……、しかも、

剣  「♪オレの! オレの! オレの話を聞け〜2分だけでもいい〜お前だけに本当の〜ことを話すから〜」
(中略)
マコト「……ヘンな歌」(p.647)

 ってここからタイガー&ドラゴンがつながってたのかよ。
 などなどといろいろ新しい発見もあり、楽しいシナリオでした。木更津キャッツアイも出てくるし。原作にあるエピソードをうまくちりばめ、かといってそれに頼りすぎてもいない。完成度、高いと思う。キング役の窪塚洋介をはじめとした脇役も芸達者だったというのもあるだろうけどね。
 いやあ、楽しいたのしい。

July 19, 2005

俺の話をきけ

宮藤官九郎『タイガー&ドラゴン』(角川書店/1700円)
 テレビドラマ『タイガー&ドラゴン』のシナリオです。全11回のシナリオに加えて、元になった落語11篇も収録。テレビドラマのシナリオなんて誰が買うんだよ。俺か。
 笑って泣かせる小虎(虎児……ドロップアウトしたヤクザ)と小竜(竜二……ドロップアウトした落語家のものがたり。ドラマでも充分楽しみましたが(欠かさず録画してしまった。が、一度だけ野球中継が延びて途中で切れていた。くっそう)、見られなかった分もふくめて文字でも読んでみた。
 まだ記憶が新しいんで、よみがえるよみがえる。でもやっぱり映像でみたほうが楽しそうだな。DVD-BOXの魔の手が……。
 後半の落語(ちくま文庫の『らくご百選』などから収載)も、知らない人には親切かも。子供のころ角川文庫の『古典落語』全10巻を読んでいた俺様(落語のLPも20枚ぐらいあったなあ)としては、なんか微妙。やっぱり最近の若い衆は落語なんかしらないのかねえ。昔だって、そりゃまあわざわざ“読む”なんてこたぁしなかっただろうけれど、テレビつけりゃしょっちゅうやってたもんだ。正月の寄席中継だってあったし(今もあるか)。もっとも、寄席があんなに狭いってのは行ってみないと実感できないかも。
 いっぽう連ドラになる前の2時間スペシャル『三枚起請の回』が収録されていなかったのは残念。別売になってやがる。文庫になるときに一緒にするって魂胆か、角川め。
 てなわけで口調がアレでございますが、ドラマを楽しめた人にはお勧め。奇しくも7月19日は宮藤官九郎35歳の誕生日。

梅雨明け

 やっと明けたらしいですが暑くてなんもする気がしません。

中国、近畿、東海、関東甲信が梅雨明け 各地で真夏日(asahi.com)

 はあはあ。
 でもって、上記ニュースはasahi.comの「梅雨特集2005」なるコーナーに配置されておるわけですが、梅雨特集って。2005って。毎年やるのか。やってたのか。あまり特集して盛り上がるってもんでもないと思うがどうか。

 でもいろいろ工夫はしているようで、

雨の映画を楽しむ<邦画編>

 なんていう記事があったりする。
 紹介されているのは『羅生門』(黒澤明監督)、『浮草』(小津安二郎監督)、『人情紙風船』(山中貞雄監督)の3本(DVDパッケージの画像が出ています。そしてなんとAmazonと楽天のアフィリエイトタグがついていたりする。いいのか朝日新聞)。ええと……実にシブいというか「今さら感」がただようというか梅雨の鬱陶しさを増加させるというか雨なんだかフィルムの傷なんだかわかんねえっすよというか、面白いのかもしれないけれど微妙なセレクションでした。
 邦画編があるからには洋画編というのもあるわけで、

雨の映画を楽しむ<洋画編>

 予想つきまくりの『雨に唄えば』にくわえて『明日に向って撃て』『シェルブールの雨傘』『雨の訪問者』『マグノリア』などを紹介。邦画編に比べればまだ現代というか戦後というか最近の映画って感じがしますな。
 邦画担当者は最近のは見てないか、巨匠崇拝がすぎるのではと思われます。「梅雨特集2006」ではもっと娯楽性を重視したセレクションをお願いしたい。

July 16, 2005

やっと来るiTMS

米アップルも音楽配信参入 8月にも日本上陸(asahi.com:ビジネス)

 やっと来るか。去年あたりから、年内とか3月とかいろいろ噂だけは出ていたけど、朝日が報じたということはほぼ決まり、でいいのかな。
 しかし、

 アップルの音楽配信事業「iTunes・ミュージック・ストア」(iTMS)は米国や欧州で急成長し、近く累計の配信楽曲数が5億曲に達する見通し。日本では楽曲の権利関係が複雑で参入が遅れていたが、iTunesに対応した携帯音楽再生機「iPod」が広く普及していることなどから参入を決めた。

 ひどい文章というか記事ですね。「iTunes」とか「iPod」とか、よく平気だよなあ。新聞紙上では縦書きだから全角文字も致し方ないのだろうけど、これくらいWebに載せる時に直してはどうか。センス悪すぎ。
 いやそんなことはどうでもよい。
 上に引用した文章を整理すると、「iTMSは」「日本では参入が遅れていた」「が」「iPodが普及しているので」「参入することにした」となる。ちょっと乱暴かもしれないがだいたいそんなところでしょう。
 しかし、参入云々はもっと前から言われていたはず。参入が遅れていた理由として「日本では楽曲の権利関係が複雑」ということをあげているが、ちゃんと、JASRACが何をしていてどういう主張をしているのかもしっかり書いてほしいなあ。ちょうど「iPod課金で結論出ず 文化審議会」なんていう問題もあって、タイムリーなんだしさあ。
 
 1曲いくらになるのかなあ。そのうちの、どれくらいがJASRACへの上納金になるのかなあ。外国曲にもそれは適用されるのかなあ。されるんだろうなあ、日本盤が売れなくなるんだもん! 保護してほしいもん! なんて泣きつくんだろうしなあ。やれやれ。


 で、他のニュースを探してみたら、日経にありました。

エイベックス、アップルの国内ネット配信に楽曲提供

 これによると販売価格は《150―200円程度になるとみられる》そうです。高いなあ。99セントは無理だろうとは思っていたけど、人気に応じて100〜150円ぐらいになるとよかったんだけどなあ。でもまあとりあえず、始まればいいや。レコード会社同士が真っ当な競争をすれば、いろいろな展開も期待できてくる、んじゃ、ない、かな……。

バナナ共和国との国交樹立

バナナ・リパブリック日本へ
   米の衣料ブランド進出(朝日新聞 05/7/15朝)

 米国のカジュアル衣料ブランド「バナナ・リパブリック」が9月に日本に進出する。
(略)日本人の間でも10年以上前から米国旅行の土産として人気が高く、以前から日本進出が注目されていた。
 9月1日に東京のプランタン銀座に1号店を、3日には六本木ヒルズに2号店を出す。

 今まで日本にはなかったのか。ちょっとびっくり。とっくに来てるかと思ってたよ。
 むかし、ある翻訳ミステリーのなかに「バナナ共和国の宣伝〜」というような記述があり、なんじゃそりゃと思った記憶があります。翻訳者のひとはバナナ・リパブリックというブランド名をご存知なかったようで。あるいはそうだと知っていても読者にはわからんだろうからと、無理矢理「リパブリック」を「共和国」と訳したのかなあ。


 ちなみにそのミステリーは新潮文庫から出ていたロバート・クレイスの《エルヴィス・コール》シリーズのどちらか。もう絶版のようですね。  Amazonで検索すると古本しか出てこない。第1作めが89年の刊行ですから16年も前か。朝日の記事中にある《10年以上前》という記述と考え合わせると微妙だなあ。いずれにせよ、知るひとぞ知るブランドだった時代でしょうね。

July 09, 2005

いっぱい聞けていっぱい愛せる?

ノヴァ、懲戒解雇の元講師と和解 生徒との交際問題(asahi.com)

 わはは、こんな裁判をやってたのか。

 生徒との交際を禁じた雇用契約に違反したとして懲戒解雇されたのは基本的人権の侵害にあたるとして、大手英会話学校「ノヴァ」(統括本部・大阪市中央区)の元講師が同社に慰謝料など計500万円の支払いを求めた訴訟が、控訴審の大阪高裁(若林諒裁判長)で和解していたことがわかった。ノヴァは元講師への解雇通告を撤回して円満退職とし、和解金100万円を支払う。

 愛に国境はありませんからなあ。そりゃつき合っちゃいかんといっても無理がありましょう。相手がノヴァの生徒をやめれば問題ないんだろうけど。

 しかしどんな規則だよと思って読み進めていくと、妙なことが。

 訴えていたのはオーストラリア人の元講師(48)。(中略)元講師は00年から生徒の女性と食事などに行くようになった。しかし、01年に女性が「自宅へ押しかけられた」などとノヴァに訴えたため、「勤務場所以外で顧客と関係を結ぶ行為を行ってはならない」とした契約条項に違反したとして解雇された。

 判決は「交際をあらかじめ包括的に禁止するのは社会通念上相当ではない」と指摘する一方で、「条項は現実にトラブルが生じる場合に限って有効」と判断。今回のケースでは頻繁に女性に電話をかけるなどしたとして、元講師の請求を退けていた。

 おいおい、せんせいストーカーしちゃってたのかよ。こういうのは、どうなんでしょ。ノヴァ側も、このまま雇っておいたらまたどんなことしでかすかわかったもんじゃないと思って、契約違反にこじつけて解雇したんだろうなと憶測。
 その後オーストラリア人講師は控訴して、和解勧告を経て和解が成立、と。

 ノヴァは「生徒と講師の交際をすべて禁ずるような運用はしておらず、一審判決で規定の正当性は認められたと考えている。女性と元講師もすでに和解しており、裁判を続ける必要性はないと判断した」としている。

 なんだかよくわかりませんが、みなさん和解したんですねよかったですね。女性と元講師との和解内容が気になりますけど。

July 03, 2005

スクラップブック

 新聞を片づけていて見つけた、ひどいネタ。というかおいしいネタ。もったいないのでスクラップ帳がわりに記録しておく。

保護者の「無理難題」 《朝日新聞 2005/6/26 (第3社会面)ニュースに迫る》

 保護者の「無理難題」が学校にとって大きな問題になってきた。「子どもより保護者の対応に困っています」「一部の人とはいえ、要望の中身があまりに理不尽」「意見の伝え方が常識を超えている」と先生は話す。深刻さに加えて需要もあるため、対応策を紹介する本が次々と出版されている。初の実態調査結果も今月、学会で発表された。(リードより)

 というような記事で、ようするに非常識な親がどういう非常識な要求を学校や教師にしているのかということを紹介している。1面の半分近くをしめる、けっこう大きな記事。全文を記録しても仕方ないのでやめておくが、小野田正利・大阪大学教授(教育学)による「学校の保護者対応」調査によって明らかにされた事例が興味深い。対象は全部で888の関西の小中高校と幼稚園の校長、園長、教頭ら507人。記事の中で別表になっているのでそれだけとっておこう。


【小学校】
  • 「私学受験の勉強のため1カ月休ませてほしい」
  • 学校からの給食費などの徴収金催促に「そんなにお金のことを言うならもう学校に行かせない」。
  • 校外学習中のすり傷を消毒し、学校に連れ帰ったら「なぜ医者に連れて行かなかったのか」と苦情。

【中学校】

  • 「(任意の)検定試験に合わせ学校行事の日程を変えてほしい」
  • 教師の罷免要求の署名運動を自分の子どもを使い校内でさせる。
  • 校内でけがした生徒の通学用タクシー代を請求。
  • 「家で風呂に入らない。入るよう言ってほしい」
  • 担任発表後「あの先生は気に入らない。変えてくれ」。
  • 授業中に読んでいたマンガを取り上げたら、「すぐに返してやれ」と来校。

【高校】

  • 欠席数が規定を超えているのに、進級・卒業を要求。
  • 原級留置(留年)に納得せず、議員、教委に言いつける。

 いやー、すごいすごい。ここまでくると感心してしまいます。すごいよ親。

 なんなんだろうなあ。まあ教師や学校が完璧でないことは確かなんだけどね。教育の現場も相当ヤバいことにはなっているんだろうと思う。
 だけど、この親たちもすげえよ。半端じゃないよ。かなりヤバいよ。いい勝負だよ。そんなことで勝負してどうするのか。

 たとえば生徒が学校で怪我をした時の対応なんかは、この調査結果に出ている短いエピソードからだけでは判断がむずかしい。
 しかしそれ以外は、ねえ……。

 もう、どれもこれも失笑してしまうぐらいではありますが(そういうのを選んでるんだろうし)、給食費を払わない親、これがどうにも信じがたいのだ。自分の子供に給食を与えたくない、というのであればわかる。あるいは、あらゆる義務教育において、税金で負担している以外に親から負担金を出させることはいかん、という主張があるならわかる。わかるっていうか、まあそういう社会をつくってくれたまえ。
 しかしいま現在の法律において、親が子供に小中学校の教育をうけさせるのは「義務」であり、それをまっとうさせられないならば親としての資格がないといわれても仕方がない。
 そもそも、そんなしっかりした主義主張があるわけではなく、単に「金? ねえよそんなの? つうかなんで俺らが払うわけ?」みたいな、暇と金があればパチンコに行って、車に(なぜか自家用車は所有しているんだよな)乳児を放置して死なせるぐらいの程度の低い親でしかないのだろう。
 そういう馬鹿は親になるなよ頼むから。

 風呂に入れと言ってくれだ? 何を考えているのか。そういう場所じゃないだろ学校は。歯を磨けとか風呂に入れとか糞をしたらケツを拭けとかは、家庭で教えることだろう。そんなこともできない人間は親になるなよ頼むから。

 授業中にマンガを読んでて取り上げられただ? 当たり前だろうが。生徒がマンガを持ち込んで取り上げられるのは、そりゃまあよくあることだ。教師がそれを焼き捨てないあたり、心が広いですねえと(自分のしたことは棚に上げて)思う。
 放課後よびだされ、漫画雑誌の角の堅いところで頭をガツンと叩かれて返してもらえればラッキー、もしかすると戻ってこないかもしれない。そんなスリルがまたいい(わきゃないか)。しかしそんなことがあったとしても、親は出てこないだろ。わざわざ学校に来て「返してやってくれ」なんて言うか?(取り上げられた生徒が親に言ったんだろうが、そのときにどう納得して学校へ来ようと思えたのか、きいてみたい、是非)
 そういう非常識な人間は親になっちゃいかん。絶対にいかん。

 ところがどっこい、そういう馬鹿アホ間抜けが親になることを阻止する法律は、日本にはない。きっと外国にもない。
 そして、馬鹿親率が上がれば、馬鹿子供が増え、必然的に社会にも馬鹿があふれるのである。にっぽんのみらい、ばんざい。

July 01, 2005

Mac版が待ち遠しいGoogle Earth

米Google、3D表示が可能な地図ソフト「Google Earth」を提供開始

 つうわけで早速Win版をダウンロードして試してみた。うおおお、これは楽しい。以前紹介したGoogle Mapsもなかなかに楽しいものだったが、それの地球儀版とでもいえばいいか。Google MapsのSatelliteモードも楽しいのだけれど、どうしても平面的(地図だから当たり前だけど)。衛星写真のないところも多いし。
 それが、Google Earthは、丸い。丸いんだよー。地名を指定するとそこにひとっ飛び。このアニメーションというか動きかたも、空を飛んでいるかのようでエキサイティング。あまりじっと見つめていると酔いそうになるほど。
 試しに今住んでいるマンションを探してみたら、まだなかった(笑)。ちょっと古いデータなのかもしれない。しかしそれでも東京タワーもはっきりわかる。これは飽きないなあ。仕事中でもついつい世界旅行をしてしまう。
 惜しむらくはWindows版(Windows 2000, Windows XP)のみの提供であること。はやくMac版も出してほしい。永遠に出ないなんてことは……ないよねえ?

 とりあえず検索結果をおいときますので、画面キャプチャなどはそちらから探してみてください。Google検索:"Google Earth" blog [日本語]