行員による横領、大口取引先への不正融資、顧客情報の紛失、その他一連の不祥事の隠蔽、とまあとんでもねえ銀行もあったもんですが、いちおう猿のように反省をして改めるんだそうです。
みちのく銀:「風太くん」で再出発 新行員バッジに /青森(Yahoo!News/毎日新聞)
行員は「立ち上がる」意味を込め、レッサーパンダの「風太くん」のバッジをつけ、ゼロからの再出発を誓うという。
なんだかなあ。もうすでにブームは終わってるんじゃないか? 写真集なんかも出してるそうですが。
それに、立ち上がるって……最初から立ってないとマズいでしょ、人間なんだから。おたまじゃくしのバッジのほうがいいんじゃないですかね。さあこれから足がはえてしっぽが短くなって、立派な蛙になりますから、それまで長い目で見守ってくださいまし、って。いや私だったらそんな銀行に金を預けたくはないですがね。蛙になってから考える。
全職員による本部・支店周辺の清掃活動など顧客の満足度向上を図る運動を8月から導入する
いいんだけどねえ。掃除も大切なことでしょうけどねえ。
でも、「ゼロからの再出発」っていうんだったら、しかもそれを顧客に納得してもらいたいんだったら、一年間給与返上とかそれくらいやったほうが効果的だと思うんですが。生活していけないかもしれない? そうかもしれないが、人の金を預かるっていう仕事は、人の命を預かる仕事の次ぐらいにモラルが求められるのでは。