米アップルも音楽配信参入 8月にも日本上陸(asahi.com:ビジネス)
やっと来るか。去年あたりから、年内とか3月とかいろいろ噂だけは出ていたけど、朝日が報じたということはほぼ決まり、でいいのかな。
しかし、
アップルの音楽配信事業「iTunes・ミュージック・ストア」(iTMS)は米国や欧州で急成長し、近く累計の配信楽曲数が5億曲に達する見通し。日本では楽曲の権利関係が複雑で参入が遅れていたが、iTunesに対応した携帯音楽再生機「iPod」が広く普及していることなどから参入を決めた。
ひどい文章というか記事ですね。「iTunes」とか「iPod」とか、よく平気だよなあ。新聞紙上では縦書きだから全角文字も致し方ないのだろうけど、これくらいWebに載せる時に直してはどうか。センス悪すぎ。
いやそんなことはどうでもよい。
上に引用した文章を整理すると、「iTMSは」「日本では参入が遅れていた」「が」「iPodが普及しているので」「参入することにした」となる。ちょっと乱暴かもしれないがだいたいそんなところでしょう。
しかし、参入云々はもっと前から言われていたはず。参入が遅れていた理由として「日本では楽曲の権利関係が複雑」ということをあげているが、ちゃんと、JASRACが何をしていてどういう主張をしているのかもしっかり書いてほしいなあ。ちょうど「iPod課金で結論出ず 文化審議会」なんていう問題もあって、タイムリーなんだしさあ。
1曲いくらになるのかなあ。そのうちの、どれくらいがJASRACへの上納金になるのかなあ。外国曲にもそれは適用されるのかなあ。されるんだろうなあ、日本盤が売れなくなるんだもん! 保護してほしいもん! なんて泣きつくんだろうしなあ。やれやれ。
で、他のニュースを探してみたら、日経にありました。
これによると販売価格は《150―200円程度になるとみられる》そうです。高いなあ。99セントは無理だろうとは思っていたけど、人気に応じて100〜150円ぐらいになるとよかったんだけどなあ。でもまあとりあえず、始まればいいや。レコード会社同士が真っ当な競争をすれば、いろいろな展開も期待できてくる、んじゃ、ない、かな……。
投稿者 percent : July 16, 2005 02:39 AM | トラックバック (0)