April 30, 2005

きょうのにっぽん(2005.4.30)

 今朝の新聞からスポーツ記事をあれこれピックアップ。

日本―北朝鮮戦は中立国で観客なし サッカーW杯予選(asahi.com)

 ほー。平壌に行かずにすみ、しかも人工芝でやらされないというのは選手の健康・体調を考えればいいことですな。ホテルもろくなもんじゃないだろうし、食べ物だって持ち込めたかどうか。やはりジェンキンズ氏引き渡しのときのようにジャカルタあたりになるんだろうか。中国・韓国は勘弁してね。中立国じゃないから。
 と思っていたら、

日本、クアラルンプール開催を要望 W杯・北朝鮮戦(asahi.com)

 妥当なとこかもね。

 いっぽう、無観客試合というのはどうなんだろう。ヨシカツが復帰していれば、多少アウェイな雰囲気でもだいじょうぶだと思うのだけど(笑)、ガラガラのスタジアムだと気が抜けて思わぬポカをやりそうで怖いなあ。

松坂攻略、16日ぶりの楽天勝利(asahi.com)

 11連敗して、ようやく白星。ようやく6勝。オーナーは丸刈りキーナートGMは解任。この先も大変そうではあるが、来年につながるような試合をしてほしいもんです。もう来年の話かよ。

四国アイランドリーグ開幕戦に7千人…松山

 四国の独立リーグが開幕。なんか楽しそうでいいな。ドーム球場で野球を観たいとは思わないけど、お天気のいい日にのんびり観戦するのはよさそうだ。IBLJの公式サイトはこちら。こうしてみると、一番の弱点はやっぱりチーム名だな。

  • 高知ファイティングドッグス→高知リョーマーズ、高知ブラックウェイブ
  • 愛媛マンダリンパイレーツ→愛媛ポンズ、愛媛ブルズ、愛媛デコポンズ
  • 香川オリーブガイナーズ→香川24アイズ、香川ヌードルズ、讃岐ヌードルズ
  • 徳島インディゴソックス→徳島エイトックス、徳島ワーリングス、徳島アワダンサーズ

 ぐらいでどうか。どうもこうも。でも最下位になったら無理矢理改名とかのペナルティがあってもいいかも。伊予水軍の流れでパイレーツというのはいいんだけどなあ、マンダリンがついた途端になんだか弱そうな空気が。インディゴソックスとなるとわけわからん。ファイティングドッグスというのは土佐闘犬なんだろうけど、あんまり野球にはそぐわないようにも思う。それにほら、やっぱりイメージよくないよ闘犬は。
 なんてあれこれくだらないことを考えるのも、親しみやすさのあらわれですかね。

April 29, 2005

がんばれGW難民たち

GW直前、出国者でにぎわう 成田空港(asahi.com:暮らし)

 あははは、ごくろうさんなこってす。28日だけで成田から5万人。国内線、新幹線、高速道路も軒並み混雑しているようです。あははは、ごくろうさんごくろうさん。がんばって有意義な休暇を過ごしてくれたまえ。

米コロラド州に向かう東京都中央区の会社員田中亜夜子さん(29)は「仕事のことは忘れて、のんびりと過ごしたい」と笑顔で

 っていう字を名前に使うというのがよくわかりませんが、まあそれはいいや。がんばってのんびりしてくれたまえ。

April 28, 2005

GW直前

 ってことでもう疲労困憊。そのうえ大型連休には今年はできず、暦どおりのお仕事モードであるのだよオーマイガー。
 そうこうしているうちにJRでは大惨事が起こり通勤通学の人々も多数犠牲になり、いっぽう旅行で行ったフランスでもバスが横転して3人が亡くなったりしている。仕事でも旅行でも、安全なところはなさそうだ。

 なのでやはり遠出はせず、なるべく引きこもってネットでもしているのが一番でしょう。ふん。OSX Tigerも発売されることだし。買うのかよ。そりゃ買いますがね、でも発売早々に買うのもちょっと照れちゃうなあボク。

 GWだというのにこんなとこを見てるなんていう寂しいキミに、ボクのブックマークからおすすめを紹介することにしよう。
 今日はこちら。

ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会 http://abcdane.net/

 超有名なサイトだから今さらって感じもするけど、でもきっとGWだというのにこんなところを見にきているボクのトモダチは、ネットにもうといと思うからね。

 主催者はロス在住の女性のようです。ここではいろいろなスター、セレブ、ミュージシャン、アーティストの意外な一面を知ることができる(いや、そもそもそんなに有名人を知らなかったりもするんですが、まあそれはそれとして)。やっぱあちらさんはレベルが違う。チラどころじゃなかったりしても平気だし(なにが)。
 そういうワイドショー的興味をじゅうぶんに満たしてくれるこのサイトならば、GWのあいだじゅう過去ログをあさっているだけで楽しめると思うよ。

 ちなみに、最新(今日)のエントリー《GW超オススメ!映画「ドッジボール」に隠されたヒミツ!》にある、

普段からABC振興会でも問い合わせの多いゼスチャーである、両手のピースサインをニギニギさせるゼスチャー

 は、《Quote》(引用)のしぐさ。「ああでこうでなんたらかんたら、そしたら彼が“そりゃないぜベイビー”っていったのよ」みたいな話をするとき、その彼の台詞を伝えるときに、ニギニギをするわけですね。
「Then, suddenly Cookie Monster shouted, (ニギニギ)"ME LIKE CHOCO-CHIP COOKIES!! NOT VEGETABLE ONES!!"
 てなぐあいに。ニギニギ。←気に入っちゃったらしい。

April 20, 2005

どうにもとまらない

 お習字がやめられない。すごいな、これは。感心する。

April 18, 2005

昔も今も萌える

 昨日の夕方、日本テレビ「真相報道バンキシャ!」を見ていたら、秋葉原のメイドカフェについてのレポートをやってましたです。ああいうもんだったのか、すげえ。
 あ、いや、メイドカフェ(っていう呼びかたでいいんですか、よくわかんないですけど)の特集というより《萌え関連株》《萌え市場》みたいなことが中心だったのか。番組の内容については、こちら(えたーなるすのー)の2005.4.17 20:40付Specialが詳しいので見てないひとはごらんくださいです。

 経済効果とかそのあたりはどうでもよくて、やっぱり目を奪われたのがほんとのメイドカフェの様子。うわさには聞いていたし、小説なんかでも読んだことはあったけど(石田衣良の『アキハバラ@DEEP』とか)、実際のお店を検索してみたりしたことはなかったので、ある意味でとても新鮮でした。
 ま、ようするにメイドさんのかっこうをしたウェイトレスがいる喫茶店(番組で紹介された店のメニューはこんな感じ)で、いくと「お帰りなさいませご主人様」とかいわれて、追加料金でゲームしてもらったりするという、健全なんだか不健全なんだかよくわからない商売なんですが、ああ、こういう世界もあるのだなあ、とふつうな感想をもったわけでした。行こうとは思わないけど、いろんな趣味嗜好があるからねえ、という程度。
 番組では実際にそういうとこで働いている人がスタジオに呼ばれていたりして(ここらへんに写真あり)、ゲストの塩ジイは「わからん」とかいってたような気がする。で、そのとき思ったのは、「そんなに特殊なことか?」ということ。

 たとえばいい年したおっさんが銀座のバーだのクラブだのに(会社の金で)通い詰めて、「あら、ターさんお久しぶりネ」なんて言われてにやけるのと、同じ構図なのでは。自分を特別扱いしてくれて、ちやほやしてくれる。その疑似恋愛の対象と過ごす時間を金で買って楽しむというのは、昔だって今だって、若いオタクだって中年老年の男だって変わりないんじゃなかろうか(それが使用人と雇用者の関係を模したものだというところは新しいかもしれませんが)。ああ、女性がホストクラブに通うってのもあるな。みんな同じだな。
 塩ジイみたいな80を過ぎた老人だって、きっと昔はもっとおおっぴらに芸者遊びをしたりホステスと仲良くしたりしてたんだろうになあ。
 そこに介在する金額が少ないうえに、求めるものもあからさまな肉体関係とかではないところで満足してる(してないのかもしれないが。でもきっと妄想だのなんだので満たすんだろうと推測してみる)ということを思うと、ホステスやホストにはまる人たちよりはかわいいもんだという気もする。
 理解できないのはしかたないにしても、それを自分の経験と照らし合わせて類推するぐらいのことはしたほうがいいと思うぞ塩ジイ。

 塩ジイが奈良の強烈な騒音おばちゃんについて「キチガイ」といってしまったり、なかなかおもしろいというか興味深い(現場は大変だろうけどな)番組でありました。

April 17, 2005

ゆがんだ親子関係

子離れしろや」で取り上げた横峯さくらが、初優勝。

さくら逆転で悲願の初V/女子ゴルフ(日刊スポーツ)

 ええ、まあそれはいいんです、おめでとうです。よくわかりませんが、なにしろ優勝するっていうのは大変なことに違いありません。でも残念だったのは、あの父親がキャディーをつとめていたということ……。
 上と同じ日刊スポーツにはこんな記事も。

さくら父良郎氏「もう一人前」/女子ゴルフ

そのビクトリーロードには、さくらと良郎氏の晴れやかな姿があった。「さくら、これがゴルファーの最高の快感なんだ。18番(パー5)は、おまえなら楽にバーディーがとれる。おまえが勝者だ」。良郎氏がささやきかけた。

 「もう黙ってて、と言いたかった」と横峯は笑った。16番(パー3)を終わって「ボードのスコアはもう言わないで」と、娘が父に頼んだ時点で、横峯は勝利を確信していた。「先週(3位)の悔し涙を、絶対にうれし涙に変える」。

 なんとなく、すごく本気でいらついていたんだろうなあと思える。《もう黙ってて》なんて生易しいものではなく、心の底では《黙ってろこのクソオヤジ》ぐらいのことは思っていたのではないか。

「この優勝はおれのおかげ。ありがとう、と言え」と父が言えば「技術的には何も教えてもらっていない」と娘が返す。良郎氏はこの優勝でキャディーを辞めるという。「もう一人前。すごいやつだ」と小声で言ったが、誇らしそうな響きがあった。

 これもなにやらすごい。冗談めかしたやりとりだけれど、父親はおそらく本気で《おれのおかげ》だと思ってるのだろうし、娘は娘で《あんたのおかげじゃない》と思ってるんだろうな。しかしそれをあからさまに見せてはマスコミの好餌になるだけだし(かといって上のようなわざとらしい会話だって取りざたされてしまうのだけれど)。


 日刊スポーツでは横峯さくらのブログもやっているので、当然そんな揶揄みたいなことは書かないだろうけど。でもそのブログに父親が書き込んで、笑いものになっていたりもするわけだが……(〈横峯さくらブログ:2005年3月3日/俺に聞け!(父より)〉参照)。あー。笑いものというのは言いすぎか。批判的なコメントと好意的なコメントと、半々ぐらいでしょうか。
 その他のスポーツ紙などで見てみても、そんなにあからさまに「このオヤジ変!」という記事は見つかりませんけどね。まあゴルフを観たりやったりする人たちの年齢層を考えると、父親よりになっても仕方ないのか。
 しかししかしそうはいっても、俺としては、なんとも気持ちが悪いとしか思えない。がんばった横峯選手には悪いが、父親がキャディーしてるときには成績が悪くて、そうでないときに優勝したら愉快だったのになあと思う。
 サンスポの3月7日の記事にはこうある。

★さくらと良郎さん

 良郎さんは、ゴルフを始めたさくらら3人の娘のため、自宅を売り払って鹿児島・鹿屋市内の山を切り開き、手作りの練習場を作った。アマ時代には遠征費を節約するためキャンピングカーにともに寝泊まりしながら全国を転戦し、良郎さんがキャディーを務めた。しかし、自立を目指すさくらは、良郎さんに“キャディー解雇”を通告するなど、日頃から口げんかが絶えないが「お父さんの言うことが合ってるからムカツク」。けんかするほど仲のいい親子です。

 子供のために自宅を売り払ったのかよ。
 なんというか別の意味で痛々しいな。全然えらくないですよお父さん。自分じゃ「娘のために人生のすべてを投げ出してる俺ってすげえ」とか思ってるかもしれませんが。全然すごくない。

 ああ、なんでこの親子が(というかこの父親が、だが)こんなに気持ち悪く思えるのだろう。彼自身がプロゴルファーだったとしたら――たとえば元関取の持っている相撲部屋に自分の息子を(弟子として)入門させるようなケースであれば、多少印象は違っていただろうと思う。
 どうも、イチローの父親が子育て論をぶち上げたり、松井秀喜の父親が演歌歌手とデュエットしてCD出したりするのと同じようなイヤさがたまらない。
 スポーツであれ芸術であれ、自分の子供にきっかけを、チャンスを与えた、それだけでいいじゃないか。
 なぜその子供の名声を利用してじぶんを偉く見せなければならないんだろう。なぜハタチ近い子供のあとにまとわりついて、ああだこうだ〈指導〉しなければならないんだろう。ほんと、わからん。わかりたくもないけど。

April 16, 2005

オタは高いところから低いところへ流れる

安野モヨコ『監督不行届』(祥伝社)

 安野モヨコといえば『美人画報』の人である(それしか読んだことないけど)。そして庵野秀明といえば『新世紀エヴァンゲリオン』の人である(それしか見たことないけど)。最近では綺麗なアイリッシュセッターをつれて散歩していて駐車してある車に興味を惹かれてしまい、じっと車を見続けるというややあやしげな人であったりもする(参考:日産:TIIDA BLOG:庵野秀明さん、ティーダに釘付け)。
 そんな有名な(しかもお金持ちの?)ふたりが結婚したら、どんな生活になるのか。1960年生まれの《オタクの教祖》と、1971年生まれの《マンガ界のクイーン》の夫婦生活を赤裸々に描いたエッセイコミック。2005年2月15日初版発行、同2月25日第2刷発行、本体価格800円。でもね、いちおう冒頭に書いてある。あのお約束が。

※このマンガはフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません。

 って。そんなわけあるかい!
 しかしおかしい。結局、よりパワーの強いほうが、弱いものを引きずり込むわけだな。薄いほうへはけっして行かない。薄かったころにはけっして戻れない。不可逆性っていうんだっけ。巻末にはしっかり「用語解説」「庵野監督インタビュー」もついている。愛(と諦観)にあふれる一冊。
 興味を持った人は、祥伝社サイトの特集ページで「第壱話」と「第弐話」が読めます。
 すでに読んだかたは、監督サイトには正誤表があったりします。丁寧だなあ(笑)。

April 15, 2005

まだまだ花粉症

 つ、つらい……。
 今期は目薬、マスクに加えて薬物も使用してみた。不規則な生活をしているので1日3回だの毎食後だのまだるっこしいことはやってられん。ということで、1日2回でいいという「パブロン鼻炎カプセルS」。これが案外わたしには合っていたようで、けっこう効く。もちろん無理矢理に鼻水を止めてるんだから身体にはあまりよくはないんだろうけど、背に腹は代えられず。
 まあ多少ぼーっとしてたって、薬がなきゃないで鼻水鼻詰まりでぼーっとしてるわけで、花粉がなくたってぼーっとしてることも否定できないわけで、本人がよければいいのである。はあはあ。
 しかしこの薬物中毒(ちがうって)の伏兵というのは、効いてる時と効いてない時の落差が大きいということですね。1日2回でオッケーということは薬物の量も多いんだろうし(よくわかりませんが)、ということは体内の成分がなくなるときも一気になくなりそうな気がする(さらによくわかりませんが)。で、実際ちょっと残業などして時間が経ってしまうと急に鼻がムズムズしてくるのである。
 早く花粉シーズンが終わってほしいもんです、はい。

April 14, 2005

クッキーモンスターの虐待に反対します

 ならのさんとこの《虫のいい日々マペ権侵害じゃないんですか》で知ったんですが、世にも恐ろしいニュースがッ!


「セサミ」も健康志向に=モンスターがクッキー卒業−米
(Yahoo News:時事通信 05/04/09)

 それってどうよ。クッキー食べないクッキーモンスターってありですかね。血を吸わない吸血鬼みたいなものか。カウント伯爵もHIV感染を避けるために血を吸わなくなりましたなんてことになるのではないか。まああの人は処女の生き血より数を数えることの方が好きそうだが。だがしかし、クッキーモンスターはクッキーが好きなのに。死ぬほど好きなのに。

クッキーモンスター、偏食改める(TBS:News Eye)

 では、

クッキーモンスターが、偏食をやめてヘルシーにと、 野菜や果物も食べ始めました。

 とあるわけですが、ヘルシーって……。それは“人間にとって”ヘルシーなだけであって、モンスターは人間じゃないんですけど。

子供たちの肥満傾向を懸念した 制作者側が、「甘いものは程々に」との メッセージを込めたものです。

 ええええええ!? 人間の子供の肥満のために、クッキーモンスターからクッキーを取り上げるんですかあ? いろんな人がいるってことを教えるのが『セサミ・ストリート』じゃなかったのかよう。黒い人白い人黄色い人大きい人小さい人しゃべれない人いろんな人がいるけど、まあ世界ってそんなもんだよね、という番組じゃなかったんかい。そしてその中にはクッキーで生命維持してる人もいる、と。いやそうじゃないのかもしれんがな。でっかいダチョウのおばけみたいなのとかマンモスのできそこないとかゴミ箱に住んでるやつとかカエル男とかブタ女とか(ひどいこと言うなよ俺)、いろいろいていいのだという世界観がいいと思うんだけどなあ。
 たしかに子供はテレビでみたキャラクターの行動を模倣したがるかもしれないけれど、それを是正してやるのは親の役目だと思う。クッキーモンスターがクッキーをばりばり食ってるから自分もクッキーばりばり食いたいという子供がいたら、「彼はそういう生物だからいいのだが、おまえは人間なのだからクッキーだけ食べて生きていくわけにはいかんのだよ」と言うのが親のつとめではないのか。
 なんとも釈然としないニュースなのでありました。

April 13, 2005

Mac OS X "Tiger"の発売日決定

 下のGoogle地図の記事を探していたら、

Mac OS X 「Tiger」、ついに登場へ--4月29日に発売決定(CNET Japan)05/04/12

 という記事を発見。
 ちょっとわくわくしてしまったので記念トラックバックをしてみることに。

Googleの地図帳

 どこで見たんだっけなあ。忘れてしまいましたが、「Google Maps」というのがあって(Beta版)、これがなかなかおもしろい。
 まだアメリカとカナダだけのようですが、ようするに「地図」。
 最初に現れるのは北米大陸の地図。左にスライドバーがあり、それをドラッグすることによってズームしていく。表示画面を動かすのも自由自在。
 で、最大で、ふつうに売っているロードマップぐらいまで拡大されます。
 いちいちズームしていくのはめんどう?
 住所がわかるなら、それを検索窓に入れれば一発です。たとえば「1600 Pennsylvania Ave NW, Washington, DC 20500」と入力するとホワイトハウスが表示される(そんな詳しい住所わかんないよな、ふつう。でも有名どころならば「Whitehouse, Washington DC」ぐらいで大丈夫みたい)。出発地と到着地を入れてルートをたどるってこともできる(道順まで教えてくれるのだ)。
 さらに楽しいのは、「Satellite」をクリックすると、地図から衛星写真に切り替わるってところ(あまり田舎のほうだと、詳細な衛星写真は用意されていないけれど)。ホワイトハウスやディズニーワールドを上空から見ることができるんです。
 時間がたつのを忘れて遊んでしまうサイトです。

※さがしてみたら記事がありました。2月から公開されてるんだねえ。

April 12, 2005

やれやれ

 桜が咲いて雨が降って散って、アジア大陸方面では日本大嫌いとデモ真っ盛り。むかしのほうが、よっぽど日中友好だったねえ。どんどん“近くて遠い国”になっていく気がする。しかし独立した国家間のつきあいとも思えないんだが(中国の傲慢さも日本外交の卑屈さも)。
 とりあえず、北京に駐在している友人一家が無事であるかぎりはいいのですがね。

April 02, 2005

しつこく南セントレア

 今週の「週刊文春」で、高島俊男氏が南セントレア騒動を取り上げていたのでメモ(連載エッセイ「お言葉ですが…」第480回〈南セントレアの興亡〉)。
 最近、週刊文春の連載もあまり読みたいものがなくなってきたのだが、欠かさず読むのはこの高島先生のと小林信彦のぐらいかなあ。
 そんなことはさておき。

 さすが高島先生、南セントレア問題のポイントをするどく突いておられる。

何でも外来語のほうが上等でカッコいい、と思うのが千数百年むかしからの日本人持前のビョーキだからこれはどうにもいたしかたがない。(略)
 いったい「南○○」というのは、○○の範囲内にあってその南部に位置することを言う。南関東、南九州、南太平洋、南フランス…、みなそうである。東、西、北も無論おなじ。新しい市がセントレア内の南寄りにあるのなら南セントレアでもよかろうが、そうではない。
 もし日本語の用法として「南セントレア」のような言いかたがゆるされるなら、対馬は「南韓国」と言ってよいことになる。

 この種の市名はすでに「南アルプス市」があり、もう一つ「中央アルプス市」ができそうになったが、これも南セントレアと同様の経過で合併そのものが流れたそうだ。
 いったい、日本の産地を「アルプス」と呼ぶのが、上に言った「外来語ありがたや教」で軽薄なのである。

 わははは、いいなあ《外来語ありがたや教》。まさしくそのとおり。

 そして高島氏は、本来もともとそこにあった「地名」を流用して「市名」としたのが当然だったが、合併によってできた市には地名がつけられないケースが多いと指摘する。それまでは市名=地名だったのに、市名≠地名となり、さらに市名>地名(南アルプス市とか瀬戸内市とか、行政単位である市そのものよりも、その名前となっているもののほうが大きい)というものがどんどんできて、わけわからんことになってる、と。

 平仮名表記の市名についてもコメントがある。平仮名で表記される市名は、

 文書などに独立して書くには、見た目にやさしいし、よみちがえもなくてよいと思うが、文章のなかでまぎれやすいのが難点である。

 と。たしかにその通りなんだよね。《はいつくばってつくばに行った》とか《さいたまでさくらがさいたからさくらでお花見ができるのももうすぐ》とか(我ながらひどい用例だな)、読みづらいったらありゃしない。漢字やカタカナならば日本語の文章の中でひとかたまりと認識しやすいのでわかりやすいわけです。

 そういうことから言えば、カタカナ市名はわるくないはずである。セントレアみたいな、とても日本とは思えぬのはダメだけれど。(略)
 カタカナ地名はわるくないと思うのだが、安っぽさの克服が課題かもしれない。

 個人的には、たとえ日本語であったとしても、やっぱりカタカナの市名はあまり好きじゃありませんがね。
 どうしても市町村合併して新しい名前をつけなければならないのなら、最低限日本語で、できるだけその土地にあった名前(古くからある地名であればベター)をつけることにしてほしいものです。メインとなる地名を市名とすると、ちいさな村の人たちが《吸収されたような印象でイヤだ》という気持ちもわからないではないが、実際に(建前上はどうあれ)吸収合併に近いんだからしょうがないよなあ。

April 01, 2005

ヒッジョーニキビシィー

 ブログに好き勝手なこと書いて痛い目に遭ったという話。

「ブログに先生の悪口」 仏の中高生8人、退学に(asahi.com 05/3/28)

 あはは。大変だなあフランスは。

自分が作ったブログに「ひきょう者」などと教師の悪口を書いた生徒や、教師の隠し撮り写真や似顔絵を中傷コメントと一緒に載せた生徒ら計8人が退学させられ、さらに複数の生徒が停学になった

 そんな、写真なんか載せたら誰が書いてるのかバレバレになるんじゃないか。ちょっと考えが足りなさすぎでしょう。
 もうちょっとうまくやればよかったのにねえ。

かろうじて1-0

 いやはや。じつに疲れる試合でした。いや楽天対ロッテじゃなくて、日本対バーレーン。

日本、バーレーンを1―0で破る B組2位に W杯予選(asahi.com)

 オウンゴールの1点のみとは実にショボい。なさけない。でも勝ち点3は取れたのでよしとするか。
 テレビ朝日はうるさいのでBSでみていたのですが、BSでの中継がおわって、テレ朝に変えてみると左上に《日本快勝》という文字が。どこが快勝だよ。翌朝の新聞ではちゃんと《辛勝》と書いてありましたが、ほんと、ニホンゴは正しく使ってくださいお願いします。

 あと3試合。6月のアウェイが2つに8月のホームが1つ。6月に2つ勝って、8月にはもうドイツ決定という状態で安心して観戦させてほしいもんです。もっとも、あのFWのふがいなさを考えると、すんなりドイツに行ったとしても3連敗で終わりそう。いっそのことプレーオフ経由で決めたほうが強くなるんじゃないかという気もしますが……。

 あー、それから平壌で試合やるの、やっぱヤバいでしょう。やめたほうがいいよ。中立国でやってください。選手が怪我したら困る。