読売新聞に「日本語の現場」というコラムが連載されている。6月23日からの3日間は「特別編」として人名漢字追加案が取り上げられている。で、今回の追加案提案についての裏側というか仕組みがちょっとわかったので紹介しておきたい。
追加案で「糞」「呪」といった漢字が候補入りする根拠になったのは、二〇〇〇年三月にまとまった文化庁の漢字調査。三百八十五の出版物に掲載された漢字を数え上げたもので、法務省では、二百回以上登場した漢字を機械的に選び出したという。(6/23「日本語の現場 特別編 人名漢字[上])
てなわけで《二百回ならざっと半分の出版物で最低一回は使用された計算》になるんだそうです(法務省民事局の自見武士さん談)。このかたも《人名にふさわしいかどうか考えていません》と豪語されておられる。いやだからそれでなんで人名漢字の追加案といえるのか。
で、その385の出版物はというと……。
ステッドマン医学大辞典、法令用語辞典、法然辞典、現代保育用語辞典など辞典は十六冊。単行本には、「農技大系」「刑法総論」といった専門書のほか、司馬遼太郎や橋田寿賀子など人気作家の作品や「ベネチアの誘惑」「凌虐の町」なんて題名の本もある。雑誌の「壮快」「問題小説」「仏教芸術」や古典の「源氏物語」も含まれていた。(6/24 人名漢字[中])
なんだか……偏ってませんか。
法律、医学、仏教が多いような気がする。まあ385のうちの一部だからそればっかりとまではいえないけど、リストを見て目立ったからこのコラムの執筆者も取り上げたんだろうな。それにしても……「医学辞典」「壮快」とくれば《癌》も《腫》も《疹》も入ってくるわなあ。
「凌虐の町」(きいたことないなあと思って調べてみたら……西村寿行でした)や「問題小説」ならば《淫》も《姦》も多そうだし。
つくづく、増やせばいいってもんでもないなあと思うのでした。
じゃあ現代の親たちは実際にどういう名前のつけかたをしてるのかというと。
「とにかく独創的な名前をつけようという思いだけが強い傾向も見受けられるので、そのおそれは十分にあります」(6/25 人名漢字[下])
と語るのは「たまごクラブ」の編集長鹿妻英子さん。《強い傾向も見受けられる》ってなんじゃい。《強い傾向がある》でいいじゃないか。
あ、《そのおそれ》っていうのは前段にある《不用意な漢字を使えば、わが子の名が、とんでもない意味を持つ結果を招きかねない。》というコラム筆者の文を受けてのことです。
それはさておき。
漢字を探すときに辞典を使うんじゃなくて携帯電話を使うんですってよ。そりゃ驚きだ。だから無茶な漢字の使いかたしても平気なんだな。
「若い世代にとって漢字は“感字”です。意味は二の次。目新しい字に飛びつく人も多いのでは」(6/25 人名漢字[下])
まあそうなんだろうなあという気もします。が、育児雑誌編集長としてそんなひとごとみたいな言いかたはどうよ。「たまごクラブ」で《ただしい名付けかた・漢字の選びかた特集》でもやってみてはどうか。「漢字を選ぶときは、携帯電話の変換機能ではなく辞書をひきましょう」「漢字にはそれぞれ意味がありますので、子供の名前が変な意味をもたないように注意しましょう」「外国風の名前をつけても、パスポートに書かれるのはローマ字です」などなど。
無理だろうな。
まあいいんだけどさ。
だんだんどうでもよくなってきたよ俺は。
とりあえず読めりゃいいさ。たとえ「呪吏亜」と書いて「ジュリア」と読ませようとも(ああ、でもやっぱりイヤだなあそれは)。しかし「美貝」と書いて「ミシェル」と読ませるようなとんちクイズはやめてほしいと思う今日この頃です。もちろん呪吏亜も美貝も架空の名前です。ほんとにいたらどうしよう……。
ま、とにかくコラムにあるように、
知識の裏打ちがなければ、珍名を量産するだけに終わるのではないか。(6/25 人名漢字[下])
ということに尽きますね。幸いワタクシの周囲には、そんなヒドい名前をつけられた子供がいないので(あらら〜っと思ってしまう名前って、テレビ新聞雑誌でしか見ない)よかったよかった。
【参考リンク】
法務省
審議会第1回(3/26)/審議会第2回(4/23)/審議会第3回(5/13)/審議会第4回(5/28)
戸籍統一文字情報
見直し案
中学2年生の女子が5歳の男の子を団地から落としたり、朝の渋谷では発砲傷害事件が起こったり、暑さのせいか湿気のせいか台風のせいかオリンピックのせいか(なんでやねん)、物騒な事件が続いています。
ビルの壁は落ちる、高校の化学の授業でガス中毒にはなる、もうなんといったらいいのか。わっはっは。笑うところじゃありません。
「泣きじゃくり詐欺」250万円被害 夫と信じ振り込む(asahi.com : 社会)
こないだの事件につづいてまたしても!
そうか「泣きじゃくり詐欺」か。こないだのは何になってたっけな。紙の新聞(っていうのも変か)には見出しがついてたような気がする。忘れたけど。たしか「めそめそ」か「しくしく」だった。でもこっちが「泣きじゃくり詐欺」ならあれは「すすり泣き詐欺」ですね。
今度は250万です。振り込んだあとに連絡をとって気がついたといういつものパターン。なんで振り込むまえに連絡しませんか。
こないだは横浜市鶴見区、今度は川崎市麻生区。手口も似たり寄ったり。同じ犯人ですかねえ。すすり泣きだとバレそうだから泣きじゃくることにしたとか。とりあえず奥さん、旦那と合言葉を決めておいたほうがいいですよ。マジでヤバいときはちゃんと奥さんの名前を呼ぶとか。
駄犬道さまやならのさまのところで情報を入手したもので、さっそく9巻を買ってきましたヨ("のだめ"全部)。すぐ読みましたヨ。
ならのさんのとこで紹介されていたのだめカンタービレキャラチェックもやってみましたヨ。真澄ちゃんでした……ヨ。まわりはなぜか千秋様が多いんだが、よーするにそーゆーきょーぐーってことなんでしょうか。
今年は台風が多いんですかね。梅雨明け前からもう6合だし。飲みすぎですね。違います6号です。
沖縄方面から四国・近畿地方を通って日本海に抜けたようですが、雨はそんなに降らなかったような。風がすごかったですが。
そんなびゅーびゅーな夜、めずらしく早寝してしまいました。夜の10時に。早すぎ。気を失ったかのように(失ってるんですが)熟睡。目が覚めたら首・肩・背中・腰が痛くなってました。トホホ。
「夫の泣き声?」電話口で泣く詐欺で1千万円被害 横浜(asahi.com : 社会)
奥さんは36歳。警官を名乗った男が電話してきて、旦那さんが事故ったと。被害者の治療費に500万必要だと言われて振り込み、さらに示談費用として500万追加で支払ったそうです。
電話を代わった別の男がすすり泣くような声で「ごめん」とだけ言ったお気の毒なことですが、私が気になるのは、これを何と命名するか、です。
号泣詐欺?
いえいえ、すすり泣きですから、号泣ではないですね。
しくしく詐欺。
めそめそ詐欺。
そんなところでしょうか。
なにはともあれ、どんなにパニックになっても最初に確認しなくちゃ。ねえ?
ロンドンハーツがトップ 見せたくない番組(共同通信)
見てもらいたい番組を発表 民放連(共同通信)
16日には日本PTA全国協議会が子供に見せたくないテレビ番組のアンケート結果を発表し、18日には民放連が青少年に見てほしい番組を発表。どんな掛け合いなんだか。
小5と中2の子どもをもつ親が見せたくない!のは……
見せたくないとした親の17%が「ロンドンハーツ」を挙げ、次いで「水10!」が13%、昨年トップの「クレヨンしんちゃん」は11%、「志村けんのバカ殿様」が7%
民放連が青少年に見てほしい!のは……
キー局では「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ)や「ドラえもん」(テレビ朝日)「伊東家の食卓」(日本テレビ)「世界・ふしぎ発見!」(TBS)などを推奨
まあどうでもいいんですが、民放連はなにをしたかったんだろうか(99年から《青少年の知識や理解力を高め、情操を豊かにする番組を選定》してるんだそうです。知らなかった)。
それをいうならPTAも一緒だけどね。昔から俗悪番組狩りは変わらないんだなあ。見せたくなければ見せなければいいのに。
しかも子供らの半数(この調査は小5と中2が対象)は、その俗悪番組No.1の「ロンドンハーツ」を見ているというのだから笑ってしまう。見せたくないと思いながらテレビ番組は子供の自由にしてあげてるわけですね。
民放連のいう「青少年」がPTA調査の小5・中2と同じとはいえないですが、「ちびまる子ちゃん」や「ドラえもん」を中学生が見入ってたら、それはそれでちょっと問題だと思うぞ……。だいたい番組作ってる側は、全部見てほしいわけでしょうに。大人向き子供向きという分けかたが成り立つのかどうかはわからないが、「家族そろって番組」「幼児番組(未就学児)」「児童番組(小学生)」「少年少女番組(中学生)」「青少年番組(高校生)」「おとな番組」ぐらいにきっちり区分けして、番組欄も色分けしてみたらどうなんだろう。
番組制作者側が、これでどうだ! と提示すれば、あとは家庭の問題だ。家庭内でテレビをどう位置づけて、子供になにを見せるか見せないか。親にもちょっとは頭をつかってもらおう。
なんて、実際には、子供は塾で忙しかったり携帯やパソコンに夢中であまりテレビ見てなかったりしてな(笑)。
ペットショップ規制強化、法改正で取扱者の配置義務付け( asahi.com : 社会)
動物を売ることが悪いのではなく、売る側のモラルの問題、というわけですな。
病気の動物を売りつけたり、狭い場所で長時間展示したりと、悪質業者も野放しのペットショップを規制するため、環境省は来年の通常国会で改正予定の動物愛護管理法に、動物取扱主任者の配置義務づけや罰則強化などを盛り込む方針を固めた。
悪質な業者を駆逐することができればいいんですがね。
しかし売ったあとのことはどうなるのかなあ。環境が整ってないのに、その家にふさわしくない動物を売ってしまい、のちのちトラブルになったりとかね。
もちろんそんなことまで販売する側が責任をもつのは変なんだけど、無責任に動物を飼う/買う人が増えてトラブルが増加しているのも確かなような気がする(そっちは動物愛護法があるんだけどね)。
理想をいえば、買う側に対して審査をし、それをクリアした人間にしか売らないぐらいでもいいなあ。お客さん1DKのアパートでセントバーナードは飼えませんよ、だから売りませんよ、ときっぱり言ってくれる販売業者が増えるといいんだけどなあ。
そして、なにかを飼うまえに、ちゃんと検討し勉強したうえで決定してほしいもんです。
要は不幸な動物が増えてほしくないということに尽きるんですが。
例の佐世保の事件ですが、カッター会社が広告を自粛してるそうです。
オルファは新聞広告を、別の会社はテレビCMを(朝日新聞2004年6月15日付朝刊)。
カッターナイフを首に突きつける場面があるという理由でのテレビドラマの自粛は知ってましたが、カッターそのものの広告まで自粛するのか。
そういえば昔(いつだっけ?)、少年犯罪でバタフライナイフが使われたっていうんでドラマから消えたということもあったっけ。
包丁で刺した刺されたというので包丁の広告がなくなったという話は聞かないし、改造モデルガンが犯罪に使われてもモデルガン自体の宣伝はなくなってないと思う。
やはり少年犯罪というのが重要なのかな。
しかし……。
今回の場合は、犯行直前にテレビでナイフを使った殺人シーンを見たと加害児童が言ってるってことで自粛ムードもわからないではないが(多少はね)、広告まで自粛するっていうのはどういうんだろうな。ご苦労なことではありますが。
しかし宣伝物を見ただけで犯罪が誘発されるんだったら、他にもたくさん自粛しないといかんのじゃないか?
かっこいいバイクや自動車の宣伝を見て暴走する馬鹿もいるかもしれないし。
道具はあくまでも道具。それをどう使うのか使うべきなのかは家庭での教育の範疇ではないかと思うのだが。
とくれば、まず思い浮かぶのがドラゴン。そうでもないか。[imdb][amazon]
ことしは申年。イヤー・オブ・ザ・モンキー。ということで。
朝日新聞2004年6月12日付朝刊スポーツ欄より。
「イヤー・オブ・ザ・コーチ」 高校野球49人 監督らを選出日本高校野球連盟と朝日新聞社は11日、昨年から始まった「イヤー・オブ・ザ・コーチ」の今年の表彰者を発表した。
なんか釈然としない……。Year of the Coach?
Googleで検索してみる。
「オブ・ザ・イヤー」と「イヤー・オブ・ザ」で比較してみよう……同じだった。ナカグロ(・)は無視される(というか区切りのためのスペースと同じな)んですね。ちぇっ。じゃあ区切らずに続けてしまい、一語で検索してみる。
イヤーオブザ の検索結果 約 12 件
オブザイヤー の検索結果 約740 件
「デジカメ・オブ・ザ・イヤー」とか「ばか・オブ・ザ・イヤー」とかいろいろ。
「"coach of the year"」ならば"NFL Coach of the Year"やら"NBA Coach of the Year"やら約51万件。「"year of the coach"」だと162件。これは圧倒的に「×× of the Year」じゃないですか。
というわけで「イヤー・オブ・ザ・コーチ」というのは変だと思うんですけど、英語にくわしい人いかがでしょうか。高野連と朝日新聞の人はどうでしょうか。
まあこの表彰は、
責任教師(部長)か監督で20年以上の指導歴があり、高校野球の育成と発展に貢献した人が対象
昨年できたばかりのこの賞、今ならまだ引き返せるのでは。
人名用漢字追加案、“非常識”生む危険(Yomiuri On Line)
下の人名用漢字追加案について、読売新聞では政治部記者がさっそくコメント(紙面では1面がメイン記事で、2面に「解説」として掲載されていた)。
人名用漢字が1990年に118字追加された際には、人名としての適切性も考慮された。これに対し、今回は全く違う選定手法をとった。この点について、法務省民事局は「親の価値観は多様化しており、漢字の意味にこだわらず、音だけで決めるケースもある。法律の条文に忠実に、使える字をむやみに制限すべきでないとの考えを優先させた」と説明している。
うう……たしかにねえ、価値観は多様化してますよねえ。漢字の意味に関係なく音だけを使うケース、どんどん増えてますよねえ。《使える字をむやみに制限すべきでない》というのには賛成なんですけど。
人名として不適切ではないかとの指摘に対しては、「どの字を使うかは、名付ける親の常識や責任に委ねられる問題だ」としている。しかし、仮に「糞」などの出生届が出された場合、市区町村はこれを受理せざるを得ない。法制審の一部の委員からは「一定の使用制限を設けないと、新たな形の児童虐待を生みかねない」との意見も出された。
たしかに「糞くん」「糞ちゃん」は児童虐待だよな。粘り強い子になってほしい、人から避けられがちだが生きていくうえで不可欠な子になってほしい、とかこじつけてみますか。無理や。
「米異」と書いて「メイ」ちゃんというのはどうですか。縦書きにするとちょっとアレだが。
人名として適切かどうかの判断をオカミが下すのもちょっと抵抗がありますが、さりとて今までわざわざ人名用にしなくても問題がなかった(今後も使用されることは少なそうな)文字は、あえて入れなくてもねえ……と思ってしまうんでした。
【2004.6.12追記】
じゃあすでに常用漢字に含まれているヤバめの(人名には不適切っぽい)漢字はどうすんのさ、という問題もある。
今回の追加分も、常用漢字にします、っていうならば話題にもならなかったと思うんだけど、それだと漢字を減らしたい(のかなあ)ムードとは逆行してしまう。
でも、なまじ人名用漢字などというカテゴリーをつくるから話がフクザツになるわけで、いっそのこと人名用漢字――今までのも今度の追加分も――は全部常用漢字にしちゃえ。
そしたら混乱はないぞ。
外来語やとんち問題、おきて破りの読み方でドクソー的な名前をつけたがる馬鹿親対策は、また別の問題ですが。
人名用漢字追加 「苺ちゃん」「牙君」などOKに(asahi.com : 社会)
(見直し案PDFは法務省サイトで見ることができます。該当ページ)
名前に使うことができるのは常用漢字と人名用漢字、あわせて約2200字なのだが、そこに600字近くを追加しようという案が出ている。
まあトンデモな名前は今でも充分すぎるほどありますからねえ、多少漢字が増えたって、《個性的でしょと思ってつけました。でも学校に入ってみたら似たような名前がいっぱい》《絶対に一度では読めないステキな名前。だけど一生「いえ、○○と書いて××と読みますと訂正してばかり》というような名前がますます増えるばかりだと思いますけど。
まあ他人の名前だし名付けだしどうでもいい。
それより笑ってしまったのが、
今回は人名にふさわしいかどうかの基準で判断せず、漢字の使用頻度や平易さで選んだため、「糞」「呪」「屍」「癌」などと、名前になじまない字も多数含まれている。
そりゃあなじまんわなあ。癌太郎。呪子。
しかし最近の親は普通に「○郎」「×子」なんてネーミングはしませんからね。油断はできない。「蹴人」と書いて「シュート」なんてえのも何千人と産まれそうです。
子どもの人権上、問題がありそうな字を除外することも検討した。しかし、常用漢字にある「殺」「狂」「汚」などは現在も使えることや、「『不死』『癌克服』など他の字との組み合わせで意味が変わることもある」などの意見もあり、親の常識にゆだねることにした。その結果、「淫、怨、怯、厭、妾、垢、廓、骸」などマイナスイメージが強い字も含まれている。
親の常識……それが一番怖いんですが。不死がいくら《他の字との組み合わせで意味が変わ》ったって不死子ってつける親はヤバいでしょう(実在してたらごめんよ不死子ちゃん)。
漢字の規制がなくなるのはいいんだけど、漢字の意味を知らないまま単に音だけのために使ったり、めちゃくちゃな読み(読みかたは自由なんだそうですよ。「太郎」と書いて「いちろう」と読ませても可)にしたりするのはなんとかしたほうがいいと思う。要するに親の教養が問われるっちゅうことですが。
そういう相談窓口が市役所にあってもいいかもね。定年退職した国語や漢文の教師なんかをおいておくと。昔だったらお寺の坊さんがそういう役割だったんでしょうね。ご隠居とか。
でも最近の坊さんも受け狙いな名前を付けるそうだからなあ。
いずれにせよ、とんでもない名前をつけられてしまった子供が改名したくなったとき、その手続きが簡単にできるようにもしてあげてほしい。
まあ馴れちゃってれば恥ずかしいと思わないかもしれないけれど。
【追記】
上記asahi.comの記事に、
また、一字種一字体の原則も改め、「榮(栄は既存)」「遥(遥)」「凉(涼)」など29組の異体字も認めた。
とあるが、「遥(遥)」は同じ字に見えるんですが。もしかして「遙」と「遥」ですかね。誤植?
それにしても、法務省のPDFを見ると壮観ですなあ。
記事に出ていたもの以外にも香ばしい字(名前に使ってたら、と想像するとですが)がいっぱい。俺とか腫とか腎とか塵とか汝とか牢とか甥とか姪とか酎とか挨拶とか(両方とも!)、楽しすぎる。江戸っ子が「光(ひかる)」ってつけようとしたら「叱(しかる)」になったりして。
日本が7-0で大勝 W杯予選インド戦、首位守る (asahi.com : スポーツ)
ははは、点取りすぎ。まあけっこうなことでございます。しかしあまり浮かれてると足下をすくわれるので要注意ですな。
ある人の言葉に感銘を受けたので記録しておく。
節約術やケチケチ生活のための本について。
ケチケチ生活のための本を買うような無駄遣いをする人にはケチケチ生活はできない。
Amazonで検索してみると、節約は214件、ケチは31件(節約・ケチ両方が入っている書名は2件)みんながんばっているようです。
1日1合未満の飲酒で脳梗塞4割減 3合以上は脳卒中増(asahi.com : 社会)
ええ、好きです。ほとんど毎日呑んでます。
「日本酒を1日平均1合未満(ビールなら大瓶1本未満)飲む」習慣の中年男性は、「時々飲む」人に比べ、脳梗塞(こうそく)の発症率が4割少ない
ひゃっほう。でも……。
それ以上飲むと出血性脳卒中の発症率が増え、飲酒のメリットを帳消しにしてしまう。
そ、そうですか……。
1日1合ってどれくらいだろうな。日本酒を1合呑むことなんてありえないからなあ。だっていきなり「じゃあ今日は日本酒ね。はい1合。これ呑んだら終わり」ってことは、ないし。
まずビールでしょう。とりあえずビール。中ジョッキ1ってとこですか。
それからあとは食事によりますね。洋食あるいはエスニック料理ならワインか。和食なら日本酒もしくは焼酎。中華だったら紹興酒ということも。
いずれにしても1合ということはなさそうだ。
……ダメじゃん。
人間ドックを申し込みました。
佐世保事件のその後です。asahi.comではもう特集あつかいになってる。佐世保女児死亡
お父さん、かわいそうだなあ。新聞社の支局長で奥さんは3年前に亡くなって、男の子ふたりいるけど、末っ子の娘さんが殺されて、たまらんだろうなあ。わたしゃしょせん野次馬なので報道しなくていいですけど、彼のために何があったのかしっかり調べてあげてほしいと思いました。
携帯電話ももってるっぽいぞ。新聞に書いてあった。最近は物騒なので子供の安全を確認できるように、という理由付けはされていたけど(だから学内ではスイッチを切るとかメールやウェブは使えないとか、学校や家庭が制限をつけているみたい)。
でも事故に遭ってる最中には電話かけられないんだし、連絡とれてもどうしようもなかったりして。単に親の気休めのためだけっていう気も。
それはさておき。
どうやら無料で小学生がサイトをもつことも可能らしい。
ああ、そりゃまあ当然だわな。自由に使えるPCがあって、ネットにつながってさえいれば簡単だ。別に小学生向けに特化したところでなくても、ごく普通に開設できる。
彼女らは同級生どうしでサイトを教えあい、チャットで話したり掲示板に書き込みしあったりもしていた、と。そのときに被害者が加害者のサイトにいじわるな書き込みをして、加害者は腹を立てた。
「ホームページ(HP)に面白くないことを書き込まれたので、(教室から現場の学習ルームへ)連れ出した。殺すつもりだった」
あれこれ考えると暗くなりますね。やれやれ。
なんかもっとごちゃごちゃ書こうと思ってたんだけど、だんだん気持ちが萎えてきました。
日本代表、マリと1―1で引き分け サッカーU23
サッカー日本代表、イングランドと引き分け 小野ゴール(いずれもasahi.com)
どっちも見逃したやい……。
マリ戦があるのは知ってたけど、イングランド戦、1日間違えて記憶してた。あほや。
小野はやっぱり五輪代表にまざってほしいなあ。