February 28, 2005

ごくろうさん

南セントレア市めぐり合併問う住民投票、反対が過半数(asahi.com : 政治)

新市名どころか合併そのものが消えちゃいました。大笑い。
ばかだねえ、最初から無難な名前にしておけばすんなり合併できて、しかも合併特例で次の任期まで町議会議員みんな安泰だったのに、こんな恥を全国にさらしたからには総辞職が当然だと思うけど、どうかなあ。町長も議員も、椅子にしがみつくんだろうけど。

合併の住民投票と同時に、新市名のアンケートもあったわけですが、その結果はこちらに。この期に及んで「南セントレア」に投票した人が2千人近くいたのか。すごいな。

さて一方「中央アルプス市」。

3市町村合併破たん 駒ケ根、飯島が反対多数(中日新聞)

こちらも、新市名がわざわいしたのか、住民投票の結果、駒ケ根市と飯島町で反対多数だったため合併は白紙撤回となりました。

経済的なこと、地方自治の合理化など、かならずしも合併が悪いということはないでしょう。各市町村によって事情はいろいろだと思います。ただ、そのどさくさに紛れて日本語ぶっこわしたような自治体名をつけようなどとするから合併そのものがチャラ。
地方自治体のエライ人たちは、あまり住民を馬鹿にしないほうがいいってことが今回のことでよくわかったかと思います。ごくろーさん。

そして、じぶんの住む街やふるさとが、変な名前になってしまうことを憂えていた人たち、いろいろと反対運動をしていた人たち、おめでとうございます。

February 23, 2005

中パシヒック市でいいじゃん

もうね、「地方自治体の名前」というカテゴリを作ったほうがいいんじゃないかと思えてきてしまうのですが。タイトルは「なかぱしひっくし」と読んでね。パシフィックのフィは老人には難しいだろうから。

「太平洋市」に抗議相次ぐ 千葉の合併4町村、見直しへ(asahi.com : 政治)

今度は千葉県の成東町、山武町、松尾町、蓮沼村の合併ですな。「太平洋市」にしようとしたら、苦情が数百件。
南アルプス市や四国中央市はうまいことすり抜けてしまいましたが、南セントレア市、中央アルプス市、太平洋市はかろうじて住民の良識によって、馬鹿老人たちが馬鹿市名をつけることを阻止できるかも、という感じですね。
老人をうやまったり、お年寄りの知恵を大切にしたりしてる場合じゃないね。はっきり言わないとダメなんでしょう。「ダサい」と。「かっこわるい」と。そしてなにより「よくない」と。
妙なカタカナ語をありがたがったり、あるいは自己をかえりみずに大げさな(誇大広告のような)名前をつけたがったりするのは、言語感覚や国語教育など以前に、もうダメなんだと。
理解できないのだるなあ。これだから近頃の老人は……。

山武中央合併協議会

February 22, 2005

その感覚がはてなです。

05/2/22付けの朝日新聞29面、「きょうの番組」欄にある「はてなTV」という質問コーナーが脱力ものであった。

Q どんな女の子?
 パスコのCMで小林聡美さんと共演している、とってもかわいい女の子が気になっています。どんなお子さんなのか教えてください。大阪府 ●● ●● 主婦・30歳

えー、かわいいですか、あれ。ほんとに?
私としては、近来まれにみる不快なコマーシャルのひとつだけどなあ。あの甲高い声、甘ったれていてかつ図々しい口調、子供のイヤなところがぞんぶんに発揮されてはいないか。子供が嫌いだ苦手だという人は、要するにあのCMのような子供が嫌いだったり苦手だったりするのだと思うがどうか。
すくなくとも俺は、あのCMが流れたらすぐチャンネルを変えるか別のことをして意識から遠ざけるようにしている。うげえ。
だからね、あの子役について教えてくれなんて質問は、ぜったいやらせだと思いましたよ。、子役の親が、親戚の名前でも騙って《かわいい女の子》だとアピールしたいんだろうなと。そんなことするくらいだから、きっと評判が悪いんだろうなあとも。
ええ、ええ、心が狭いですとも。

ざっと検索してみた。アレが「かわいい」「女の子がほしくなる」(そんなことでかい!)みたいな意見もあるようでびっくり。俺にはわからない世界だ。というか俺のほうが異端なんですかそうですか。そりゃすまなかった。
でもけっこう人気あったんだー(なげやり)。

とりあえずPascoのサイトにあるCMプレビューのページでみることができますんで、みたことない人はみてきてちょ。「超熟スティック」の1本と「春のキャンペーン」2本な。

かわいかった? あっそ。さいなら。


で、その回答のほうはというと、まあごく普通に《3歳》であり《オーディションで、約200人の中から選ばれ》たということとか、《のびのびとした素朴な子供らしさ》が決め手だったらしいとか、出身地や好きなものなどが紹介されております。
うわー、と思ったのはこのくだり。

 撮影現場では、「莉々香もがんばるから、がんばってー」とスタッフを励ましたり、「監督さーん」といって、ちゃっかり監督のひざの上にすわりこんだりして、おちゃめぶりを発揮しました。

ぎゃおう。
すんません耐えられません。親はきっと強烈なステージママなんだろうなあ。あれが監督さんだからちょっと行って甘えてらっしゃい、そしたら次も仕事もらえるかもしれないからね、とか言ってそうだ。だいたい子役に「がんばってー」とか(あの虫歯に響くほど能天気な甲高い声で)励まされたら、俺がスタッフだったらぶち切れるところだろう。どこに《のびのびとした素朴な子供らしさ》があるんだ。

わたしはあのコマーシャルはすっげえ嫌いです。

February 15, 2005

日本国日本市

「中央アルプス市」誕生へ 長野南部の3市町村(asahi.com : 政治)

いやっほう。
南セントレアが新市名を撤回し、再度アンケートをとって決定することになったと思ったら、今度は中央アルプス市ですか。なにしろすでに「南アルプス市」があるからやりたい放題ですな。「南アルプス市って、かっこいいよな」とか思ってたんでしょうか。

 住民アンケートで新市名を募集したところ、「駒ケ根市」が最も多く、「中央アルプス市」は3番目だった。しかし、合併協は「中央アルプスは永久不変に存在し、新市の位置がわかりやすい」「世界的に通じる壮大な名称」などの理由で、「中央アルプス市」を選んだ。

なんのためにアンケートをとってるんだかよくわからんです。最も多いものにするつもりは最初からなくて、合併協議会としては“俺たちが決めるんだもんね決めたいんだもんねおまえら唯々諾々としてればいいんだもんね”ということなのでしょう。駒ケ根市のほうがいい名前だと思うけどね。飯島町、中川村のみなさんがヤだって言うのかねえ。
新市の名称を募集したところ、833の回答があり、そこから合併協議会が選んだ最終候補6作品(作品だって!)は、

  • 伊南市(いなんし)
  • 駒ヶ岳市(こまがたけし)
  • 駒ヶ根市(こまがねし)
  • 駒美市(こまみし)
  • 中央アルプス市(ちゅうおうあるぷすし)
  • 美駒市(みこまし)

だそうです。応募全作品はこちら。中には「りんご市」「ふれあい市」「さわやか市」のような、なんか悪いもの喰いましたかというような案もあるので、最終6案はそれほど酷いというわけではない。いちおう上位に入ってきているしね(コマミは駒美、駒見2つの表記があったので“美しい”ほうを選んだのでしょう)。
そこから、どういうプロセスを経たのか不明ですが、Yomiuri On-Lineの記事(「新市名は「中央アルプス市」 駒ヶ根、飯島、中川 法定協で合意」 )によると、

法定協は、住民から案を公募して住民アンケートを実施。「中央アルプス市」と「駒ヶ根市」の二案に絞り込んだが、「対等合併には、新たな名称が必要」「全国的に通じる名称を」などの意見から、「中央アルプス市」と決めた。

ということだそうで。
中央アルプスは永久不変》(Asahi.com)大地震でも起こったらどうなるんだろう。
世界的に通じる壮大な名称》(Asahi.com)世界的に通じているのは本家の「アルプス」なのでは?
対等合併には、新たな名称が必要》(Yomiuri On-Line)へえ〜。だったら、最初から「既存の市町村名は使えません。なにがなんでも新しい名称をでっち上げて採用しなければなりませんのでヨロシク」としておくべきではないのかねえ。
合併を実現しようと、譲り合いの精神で新市の名称が決まった》(Yomiuri On-Line)要するに駒ケ根市が飯島町と中川村に気を遣ったってことですか。
なんかアホらしいなあ。気遣いのためにチューオーアルプスか。

合併する際は既存の市町村名かそれらを合体させた名称とする。それ以外の造語は日本語であることを条件として認める。馬鹿カタカナ語を使用したい場合は住民投票を必須とする。
なんて法律はいかがでしょうか。駒飯川市とか(わけわかんねえよ)。

なんだかどうでもよくなってきたな。
南アルプスでも南セントレアでも中央アルプスでももう好きにしなさい。でも欧文表記はただしいローマ字でMinami Arupusu、Minami Sentorea、Chuo Arupusuにするように。ダサい? あったりまえじゃんか。日本なんだから、最低限、日本語の地名にしてほしいと思う。

駒ケ根市・飯島町・中川村合併協議会
Matome-市町村 Blog


February 10, 2005

過保護なのか冷徹なのか

新聞記事としてはこちら。

社員にキャリア形成考える「小包」 NEC、4月から (asahi.com - 経済)

で、NECのプレスリリースはこちら。

「キャリア小包」によるキャリア支援施策の拡充
〜35歳・45歳・55歳の誕生月にキャリア関連情報を自宅宛送付〜
(NEC: プレスリリース: 2005年02月09日-1)

へえ〜。35歳45歳55歳になりますと、

個々人のキャリア開発において活用することができるものをセットにして、バースデーカードとともに自宅宛、送付いたします。(NECプレスリリース)

とのことです。その内容はというと、
社内研修制度の優遇受講案内やビジネスマンとして読んでおくべき推薦図書などの資料数点


「キャリア確立時期の30代に自分の人生を見直してみては」「退職後も視野に入れて働いてはいかが」などのメッセージ(朝日記事)

なんですってさ。
いやはや、ご親切なことですなあ。小学生ですか。
すでにNECでは30歳40歳50歳の時点で「節目研修」(このネーミングもすげえな)をしてるそうで、ということはこの会社に入ると30を過ぎると5年おきに「どうですかきみ将来の展望は考えてますか過去のじぶんを振り返ってみたらどうですかあなたの生き方はどうですか定年になったらどうしますか老後も考えてますか海は死にますかどうですかどうですかそこんとこどう考えてんですかッ」と会社にぎゃんぎゃん言われるわけですね。
よけいなお世話じゃん。

すごいなあ、終身雇用制もだいぶ“過去の遺物”っぽい感じになってきたし、普通にサラリーマンやってても考えてる人は考えて行動して必要とあらば転職していると思いますがね。こういう〈キャリアキット〉をもらわないと考えられない/考えようとしない人は、そもそもたいしたビジョンもないんだろうし、そういう人が外部から望まれて転職したりするとも思えないんだけど。
社員(とかその配偶者とか)の誕生日に花束贈るような“福利厚生”のほうがまだほほえましいと思うがどうか。

会社にひとの人生をどうこう言われかないよ、とは思わないんだろうか。思わないのかも。でも毎年2500人にこんな小包送るぐらいなら、そのぶん給料に上乗せしてくれやって人はいないのかねえ。
あ、もしかして小包の内容によって「キミはもう会社辞めたほうがいいんじゃないのかなー転職したらどうかなー」ということを、遠回しに伝えようとしているのか(笑)。直接手渡しではなく、小包で自宅に送りつけるというところからしても、その可能性はありそうだ。ひええ。

そういえば学生時代の友人がここの会社に就職しましたが、去年か一昨年だかにめでたく転職したようです。あはは。

2-1=3

日本、2―1で辛勝 大黒が勝ち越し弾 W杯北朝鮮戦
大黒の代表初シュート、日本救う W杯予選(asahi.com : スポーツ : サッカー)

まったくもうね、ひやひやさせないでほしいものです。
同点にされたその瞬間――わたしゃ電話に出ておりました。テレビ画面を気にしつつの電話の受け答えは上の空。たぶん電話の内容もテレビの中で起こっていることも、どちらも把握していなかった。
電話が終わってテレビを見たら、同点にされてるんだもんなあ。まいったよ。
最終的には勝ち越して、なにより大切な勝ち点3をとれたのでよかったんですが。しかしもうちょっと楽勝するのかと思ってたのになあ。4チームのなかで一番弱いはずなんだし、どこも北朝鮮からは勝ち点6をとる気でいるんだし。

次はアウェイでイラン戦かあ……。なんとか引き分けてください。いや、そんな弱気でどうする。
勝て。勝つんだジョー。

February 09, 2005

南セントレア市再協議

「セントレア」見直しへ 新市名に抗議殺到で(Yahoo!ニュース - 社会 - 共同通信)

こちらからトラックバックをいただいて知りました。
わっはっはっは。愉快ゆかい。

抗議が全国から殺到していることを受け、新市名を再協議することを決めた。

そうかそうか抗議殺到か。そりゃそうだよなあ。愛知県の端っこの半島のそのまた先っぽの名前なんだからどうでもいいよ、というわけにはいかんよな。日本国内なんだし。いや、これを機会にバチカン市国みたいな国家内国家を目指していたのだとすれば町長さんにはお気の毒でしたとしか言いようがないが。
しかし、末代まで「あの人のおじーちゃんはごり押ししてここを〈南セントレア市〉って決めたんだよ」とか「なんで南セントレアっていうの? セントレア市っていうのもあるの? え、飛行場? ああ、中空のこと? そういえば開業したころはそんなふうに言ってたっけ。でも今じゃ〈E電〉にならぶ死語だよねー」とか「きみのひいおじいちゃんが〈南セントレア〉って決めたせいで、南セントレア第三小学校校歌はえらく歌いにくいよね」とか、とにかくまあそんなことにならなくて、よかったと思いますがどうでしょうか町長さんはじめとする協議会のみなさん。今回の騒動で知名度はものすごく上がったでしょうから、それで満足して穏当な新市名をお選びになることをお勧めします。
それでもやっぱり〈南セントレア〉がいいっていうなら、かの地に縁もゆかりもない私としては黙るしかありませんが……。

プロフェッショナルX

そんな今日の(昨日の)『プロジェクトX』(NHK)。こういうのをやってくれちゃうから、受信料支払い拒否までは踏み切れないんだよなあ(そうですこう見えてちゃんと払っているのです)(どう見えてるのだ?)。

今日のテーマは、「地下鉄サリン 救急医療チーム 最後の決断」。10年前の地下鉄サリン事件が怒った時、もよりの総合病院であった聖路加国際病院がどのように運び込まれる患者たちに対応したか、というものでした。
こういう話、弱いのよ俺。


あの、あちこちで顔を出し、本を出してはベストセラー、講演すれば満員御礼(知らないけどきっとそうでしょう)なじいさん(失礼!)、10年前でもすでに81歳よ。ふつう働いてないだろその年で。あー、わけわかんない政治家とかは現役かあ。
彼が院長を勤める大病院、廊下や礼拝堂にもいざというとき治療ができるように酸素のコンセント(っていうんですか)が配備されている。まあそんなものが必要にならないことが一番なんですが、たまたまこの時は役に立ってしまった。
じいさん(またまた失礼)の先見の明というか戦争体験がものを言ったわけですね。そしてこのじじい(失礼ってば失礼!)のえらいところは、80歳をこえた老齢にもかかわらず“現場がわかってて、さらにその対処法もわかり、決断を下す力もある”というところ。尋常じゃないということがわかるやいなや、その日の外来診療をすべて中止してサリン被害者に対応することを決めたわけですよ。
そしてそのじいさん(しつ……もういいか)に救急医療を託されていたのが、当時まだ30歳そこそこだった人。中毒の原因がわからないんじゃ投薬のしようもない。もしかして、という可能性にかけてサリンに効く薬の投与を決めるんですが……ふつう決められんでしょう。俺がその立場だったらプレッシャーのあまり吐きまくってたと思う。こわくて手が震えたと思う。
なにしろ最近の事件だから記録もじゅうぶん保存されており、再現フィルムより実際の記録映像のほうが多いぐらいで臨場感ありまくり。

さらには、休日だった看護婦さんがニュースをみるや5分で支度して職場に戻ったとかね(どうせ予定もなかったんだろとか言うなよ、そこ)。最後の客が駅を出るまでそこにとどまり、実際に被害に遭った地下鉄の駅員さんとかね――駅員さんは今回の準主役というか医療の助けられ役(ある意味実験台か!?)だったので大きく取り上げられてましたが。
いろんなところに、プロフェッショナルってのはいるんですな。
そういうことがわかるのはすごくうれしい。もちろん世間にはダメ院長、アホ医師、バカ看護師、タコ駅員、たくさんたくさんいることでしょうよ。そういう連中はきびしくチェックしていかないと、医学の進歩も交通機関の安全もサービスの向上もない。だけど、ちゃんとやってる人はちゃんと評価してあげたいなあと思いましたとさ。

受信料払ってる人も払ってない人も、明日の(今日の)夜中過ぎ、0時15分から再放送をやります。見る価値、あると思うぞ。

February 08, 2005

いよいよ最終予選

日本代表 北朝鮮戦へ最終調整(デイリースポーツ)
欧州組2人は別メニュー調整(日刊スポーツ)

つーわけで、いよいよ明日(ああもうすぐ「今日」だけど)。2006ドイツW杯アジア最終予選が始まるわけです。
北朝鮮チームへの取材がものすごいことになってますな。どこのチャンネルをみても、今日は何した明日はどうした喜び組は来るの来ないの応援席はどうの警備体制はこうのこう後略しろああ攻めろ、そればっか。ちらほらと海外組の中村・高原が来たの着いたのでも先発から外されたのという話題もありますけどね。
そりゃ確かに重要きわまりない第一戦だし、相手チームの分析も大切だけど、でもここまできたらジーコと選手たちを信じるしかないでしょう。油断は禁物だけど(カザフスタンもシリアも楽だったしなあ)、勝つと思ってます。ていうか勝ちます。
まあそれでも気になったり心配だったりチュンツクをつかうのかオギャサワラをつかうのか(どうやら小笠原先発らしいです。がんばれよ)そもそも北朝鮮は強いのか弱いのかよくわからんのよ落ち着かないのよ、という人は(俺もだが)、KET SEEさんのウェブログ《KET SEE BLOG》の北朝鮮ってどんなチーム?(05/1/20)とか北朝鮮戦のメンバーと「家族」(05/2/4)とか決戦前夜2005(05/2/8)あたりを読むと、いろいろわかるかもしれません(素人には助かるサイトです)。とりあえず落ち着けるかと思います。はあはあ。

さてそうなるとピックアップできるとすると周辺の話題ぐらいです。

北朝鮮国歌は演奏で (デイリースポーツ)

試合前の北朝鮮国歌は独唱せず、CD録音の演奏を流すことを明らかにした。君が代は独唱される。

はあそうですか。
別に日本がいやがらせしてるとかじゃなくて、北朝鮮からの申し入れだそうです。きっと日本で神聖なる国歌をながすわけにはいかん、ということなのでしょう。わからんけど。どーでもいいよな話題ですね。

日本サッカー協会は一九九七年五月から、日本代表戦での両国国歌は独唱してきた。独唱がないのは昨年二月のイラク以来。

ということだそうです。なんだよ別に今回が初めてってわけでもないんじゃん(笑)。

February 07, 2005

マリア17歳

シャラポワ、ダベンポート下し初優勝 東レ・パンパシ (asahi.com)

てなわけで、17歳のシャラポワくんが優勝である。いやはやおそるべしシャラポワ人気。四大大会ならまだしも、東レ・パンパシフィックオープンなんて、いつもなら見る気にもならなかっただろうに、テレビをつけたら第3セットの第3ゲームぐらいだったので、ついつい見入ってしまったよ。
最後はタイブレイクにまでもつれこむ熱戦。ダベンポートは足を痛めていたらしく(夜のニュースで言ってた)、シャラポワが鋭いところを狙ってくるともう走れないような状態。見ていてかわいそうでもありました。

それにしてもすごい人気でした。妖精かあ。ずいぶんでかい妖精ではある。もっともダベンポートも大きいので目立たなかったけどさ。優勝を決めてすぐ、携帯電話を取り出していたのには笑いました。まだガキなんだねえ。ガキが勝っちゃうからおもしろいとも言えるが。

いや、ガキとかいっちゃ失礼ですね。夜のニュース番組(フジの「EZ!TV」)では、彼女が4歳からテニスを始め、9歳でアメリカに移住、テニス専門の学校に入り頑張ってきたというのですから、17歳にしてよっぽど苦労人です。えらいね。

表彰式では観客席の人たちがいっせいに携帯電話をかまえて、シャラポワちゃんの姿をカメラにおさめている風景がテレビにうつっていました。すごくみっともないなと思うんだけど、もうアレは誰にも止められないのだろうな。
ちゃんとしたカメラ(ビデオカメラやデジカメを含む)で撮影しようとしているのにはさほど抵抗がないから、やっぱりあの携帯電話に付属するカメラ、がイヤなんだ。俺がカメラのついてない携帯電話を使っているからそう思うんだろうか……。

February 06, 2005

こころあたたまるニュースがない

安城市では馬鹿キチガイがいきなり11か月の赤ん坊を刺殺、千葉では免停中の馬鹿ヨッパライがひき逃げして4人死亡4人重軽傷。そんな事件ばっかりのこの頃です。

唯一心あたたまるニュースといえば(そうだったんかい)《南セントレア》関連。

新名称「南セントレア市」に相次ぐ再考求める声

「新市名では、町のイメージが失われるので変えてほしい」「合併に賛成なのに、名称が受け入れられない。変えることはできないのか」などといった声が目立っている。

そりゃそうでしょうよ。協議会の人たち以外の誰が賛成しているんだろう。「いいじゃん南セントレア、かっこいいじゃん、セントレア空港もあるしさ!」っていう人、いるんでしょうか。でも開港しても誰もセントレア空港とは呼ばないと思うよ。名古屋空港か中部空港か、せいぜいそんなところでしょう。

日本の地名=日本語の地名、というのが個人的な基準なので私はテッテー的に「南セントレア市」には反対だし馬鹿にしつづけるつもりですが、いっぽうで《地方自治の将来》という観点からの問題提起もなされているようです(「南セントレア市」 - なにが問題か@[dubrovnik's dream])。こちらも説得力があります。
要するに、日本語的にも政治経済的にも全然ダメな命名である、と。そのように決めたいと思います。俺は。