新聞記事としてはこちら。
社員にキャリア形成考える「小包」 NEC、4月から (asahi.com - 経済)
で、NECのプレスリリースはこちら。
「キャリア小包」によるキャリア支援施策の拡充
〜35歳・45歳・55歳の誕生月にキャリア関連情報を自宅宛送付〜(NEC: プレスリリース: 2005年02月09日-1)
へえ〜。35歳45歳55歳になりますと、
個々人のキャリア開発において活用することができるものをセットにして、バースデーカードとともに自宅宛、送付いたします。(NECプレスリリース)
社内研修制度の優遇受講案内やビジネスマンとして読んでおくべき推薦図書などの資料数点
「キャリア確立時期の30代に自分の人生を見直してみては」「退職後も視野に入れて働いてはいかが」などのメッセージ(朝日記事)
すごいなあ、終身雇用制もだいぶ“過去の遺物”っぽい感じになってきたし、普通にサラリーマンやってても考えてる人は考えて行動して必要とあらば転職していると思いますがね。こういう〈キャリアキット〉をもらわないと考えられない/考えようとしない人は、そもそもたいしたビジョンもないんだろうし、そういう人が外部から望まれて転職したりするとも思えないんだけど。
社員(とかその配偶者とか)の誕生日に花束贈るような“福利厚生”のほうがまだほほえましいと思うがどうか。
会社にひとの人生をどうこう言われかないよ、とは思わないんだろうか。思わないのかも。でも毎年2500人にこんな小包送るぐらいなら、そのぶん給料に上乗せしてくれやって人はいないのかねえ。
あ、もしかして小包の内容によって「キミはもう会社辞めたほうがいいんじゃないのかなー転職したらどうかなー」ということを、遠回しに伝えようとしているのか(笑)。直接手渡しではなく、小包で自宅に送りつけるというところからしても、その可能性はありそうだ。ひええ。
そういえば学生時代の友人がここの会社に就職しましたが、去年か一昨年だかにめでたく転職したようです。あはは。