March 20, 2007

またしても

 昨年のこのエントリーから1年。もたっていない。毎年恒例なのかと思ったがそういうわけでもない。本を出したんでそのプロモーションってことなんでしょう。そんなものに乗るのも業腹だが仕方がない。わはは。

「赤ちゃんに付けたい名前」女子大生のランキング本(Sankei Web:教育・福祉)

 例によって椙山女学園大学の加藤先生である。

「あなたに赤ちゃんができる予定です。名前を考えてください。赤ちゃんはその名前で一生過ごします。責任の大きさを十分認識してください」

 本に収録されている名前は、こんな呼びかけで集められた。アンケート調査を行ったのは、椙山(すぎやま)女学園大学(愛知)人間関係学部の加藤主税(ちから)教授(言語学)とゼミ生18人。加藤さんが平成16〜17年度に受け持った講義で学生に呼びかけ、約750人から男女約3000の名前とともに、命名の由来も寄せてもらった。

 さいしょの「呼びかけ」だけで充分だよなあ。ほんと、一生だもん。面倒な手続きをすれば改名はできるけどね。

 ええ、いろんなおなまえが紹介されてますだよ。椙山女学園大学の学生さんたちがつけるような名前は、どれも絶対じぶんの子供にはつけたくないと思いました。「天使(えんじぇる)」って……。優雅とか愛希とか、これ男の子の名前らしいですよ。璃依哉(りいや)ってなに。なんか意味あるの? 妃菜と書いて「きな」ですって。きな臭いとか言われるんだろうなあ。妃(きさき)だの姫(ひめ)だの、あんたらの子はどこの王室の人ですか。いや、王室の人だって名前にはそれつけませんよね。肩書きだもの。
 こんなもんを真に受けて、名前で自己実現しちゃうような馬鹿な親が増えませんように。とりあえず辞書の一冊も買って、漢字の意味とか、その音で別の語がないかとか、いろいろ調べようね。

投稿者 percent : March 20, 2007 05:00 PM | トラックバック (0)
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コメント

自己実現つーかさ、奇をてらいたいというか。そういう感覚なんじゃないのかしらん。そのわりには同じテイストの名前になっちゃうところがイマイチなんだけど。
さいきんでは力士の四股名にも似たような雰囲気をかんじます。

Posted by: P柿 : March 27, 2007 02:32 AM

四股名はもう払底しちゃってるのかもしれないですねえ。それと外国人力士が増えたので、どうしても出身国にちなんだ名前にしたいもんだから当て字オンパレードになって、結果的になんだかワケワカラン名前になってしまってるような。あれもお相撲さん協会のエライ人が舞い上がっちゃってつけてんのかもしれませんな、あはは。

Posted by: ぱと : March 28, 2007 03:35 AM
まあ気楽にコメントしてくれたまえ。もうしわけないが、スパムが多すぎなのでコメントは管理者の承認後、掲載される。まあ気長に待ってくれたまえ。









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