今回は男子は出ていなかったので必然的に女子カーリングのことになるわけですが。
いやしかしすばらしかったと思うよ。別にマリリン萌えとかそういうことではなくて。マリリンの画像詰め合わせや選手紹介の動画を探し回って落としまくったりするとかそういうことではなくて。ほんとだってば。
先日は“スポーツじゃねえだろ”とか書いてすいませんでした。ごめんなさい訂正します。ありゃあ立派なスポーツだよ。俺、あんなに足を前後にひらけないもん。そういうことじゃないか。
スピードをきそう競技、飛距離をきそう競技などがスリリングなのは、あるいみ当たり前なんですが、しかしあのゆっくりとした(とはいえ時間制限はあるので、作戦の立案と実行はすばやくやらねばならぬ)ゲームでこれほどドキドキさせられるとは。イタリア戦では胃が痛くなりましたぜ。
残念ながら予選最終戦のスイス戦には勝てず、準決勝進出はできませんでしたが、よくがんばったと思う(スイスに勝ったとしてもカナダも勝ったのでいずれにせよ準決勝の目はなかったのだが)。
「カーリングの面白さを日本中に教えてくれた。それだけは立派な金メダル」
(世界カーリング協会・斎藤寛之理事/Yahoo!スポーツ×スポーツナビ Voice of Torino「カーリング女子、心に輝く“金メダル”」向吉三郎)
そのことばは正しい。だってさー、この俺が熱中したんだもん。あっちゅう間にマクドナルドで「ダブルテイクアウト! ポテトもつけてね」とかいうようになったもん(嘘です言いません)。マリリンがかわいかったとか(っていうか最初みたときは失礼ながら、みなさんなんて以下略と思ったものよ。でも見ているうちに選手のみんながかわいらしく見えてきたから不思議)そういうことだけではなくね、競技としてひきこまれるものがあった。
NHKの中継もよろしゅうございました。解説の小林さんはこういう人だったのですね(参考:トリノ五輪がもっと面白くなる 生島淳の「観る前に読め!」/第6回「「カーリングの小林さん」って知ってる?」)。
すごくわかりやすい解説でした。
わたしの尊敬するスミルノフ教授(スミルノフ教授公式ウェッブサイト日本語版)はいくつかのカーリングに関するエントリーを書かれています。そちらのエントリーからも各種用語集ルール集へのリンク(たとえば「カーリングのコール」とか)がはられています。とんちんかんなことを書いて「俺は辛口なんだぜヘヘーイヘイ」というようなご老人のコラムへのリンク(「考えて欲しいNHKのカーリング」)も。
ほんと、民放のバラエティとかには取り上げてもらいたくないです。
たまたま仕事で北海道出身の人と話す機会があったのですが、そのかたは「一年の半分が冬なので、ああいうことを地味にやるしかないんですよね」と自重しつつちょっと自慢げにおっしゃっておられました。「あんな競技がこんなに注目されるとはねえ」と。やー、でも面白かったですもん。まじで。
【追記】
宗像明将さんのブログ「小心者の杖日記」のこのエントリーもリンク関係充実。
気楽にコメントさせてもらうと、あんたはいいひとだ。
しかしいいものをみせてもらいましたな。素晴らしいの一言です。
Posted by: さいもん : February 25, 2006 01:40 AMさいもんさま。
気楽におほめいただきありがとう!
男子もすごかったですな。あのカナダのスーパーショット。なにが起こったのかと思ったです。
日本が出てなかったから仕方ないのかもしれませんが、もっと見たかった。