わあ。
27歳無職男、自宅に放火 母がフィギュアを買ってくれなかったから(Sankei Web:埼玉)
放火:人形買ってもらえず自宅に火 27歳の容疑者逮捕−−深谷 /埼玉(毎日新聞:Yahoo Japan:埼玉ニュース)
すげえ。
27歳無職が自宅自室の布団に火をつけて、家が全焼ですと。その理由は見出しになっているとおり、
「欲しかったフィギュア(人形)を母が買ってくれなかったことから口論となり、腹いせにライターで火をつけて家を出た」(産経)
「母親に『フィギュア(人形)を買ってほしい』と頼んだが断られてけんかになり、憂さ晴らしに火をつけた」(毎日)
おもちゃを買ってもらえなくて、ですよ。それで彼を守ってくれる唯一の砦「自宅」に放火ですよ。すばらしい。
27歳。17歳でも7歳でもなく、27歳……。
働け。自分で稼いで好きなだけフィギュア買え。
投稿者 percent : January 16, 2006 01:13 AM | トラックバック (0)すげえな。
がしかし、その27歳を生み育て(←最近流行のおかしなことば。行政用語か)のは、まさにその母親なわけでサ。因果応報とでもいうか。
こういうニュースをみて、「あれ買ってこれ買って」とスーパーで寝っ転がってだだをこねている邪魔くさいガキ様の親御さんが、「ああ、これを許していてはいずれ、フィギュア買ってフィギュア買って、と家に火をつけるかもしれない、ちゃんとしつけなければ教育せねば」と思ってくれればいいんですが、まあそんな希望は持てませんわなあ。なんともスバラシイことでございますだ。ふう。
昔上の子が小さい時に「おかしかって〜!!」
と駄々をこねた時、バシバシ怒ったら
「ジョ〜。」っともらされました。
お菓子を買うよりパンツ代のほうが痛かった。
今でも、下のチビが駄々をこねてねだっても
私は買ってやりません。
子供はすぐにつけあがるし、癖になるのが嫌なんです。
子供、つけあがりますよね!
「おまえは浅漬けのもとか!」ってなぐらいに素早くつけあがりますよね。
調子に乗りやすいですしね。ハメはずしますしね。興奮して熱出したりしますしね。
なんなんですかねあの人たちは。半人前のくせに生意気ですし。
ちっちゃいんだから当たり前だしょうがないんだ、といって正当化するオトナがいますが、はたして当のコドモはそこらへん、どう考えておるのか。コドモ権利条約だかなんだかを主張するならば、コドモの義務もちゃんと担わなければなるまいと思います。
とりあえず、カミナリオヤジや口うるさい近所のオバサンに怒鳴りつけられても逆ギレ禁止(もちろん保護者の「コドモのしたことなんですからそんなに怒らなくても」も禁止)。
叱られたら、「わー」と叫びながら一目散に逃げて、家に帰ったら怒鳴り込まれるんじゃないかとおびえて押し入れに隠れておびえていること。
でなけりゃその場でつかまって、ちゃんと泣くこと。「ごめんなさいごめんなさいもうしませんひっくひっくえぐえぐげぼっ」(なぜだか最後にはちょっと吐く)という具合。
フィギュア馬鹿はもちろんですが、若年層の店舗における窃盗(いわゆる万引きですね。でも窃盗)も増えているようで、たまに夕方のニュース番組で特集されてたりします。老人の万引きももの悲しいものがありますが、若者のふてぶてしさ(あるいはもうしません的演技)もどうにも情けなく感じることが多いです。
小さい頃から甘やかされてきた、我慢を知らない、といった一般的なことをいってもしょうがないんですが、でもなあ……もうちょっとなんとかしようぜ、と思う次第であります。