今週の「週刊文春」にコータリンこと神足裕司が書いてましたよロハスについて。
都で流行る「ロハス」ごときに騙されちゃって…
というタイトル。
おー、いいぞいいぞ。なんかすとんと腑に落ちる。
しかし、
企業とも仲良くして好きなように「エゴなエコ」を目指すのがロハスだという。
そうなんですが、ほんと? それじゃ昨日わたくしが書いたコメントと同じじゃないか。
まあマーケティング手法だということなので、「儲かる側の」「エコエゴ」と考えればいいのかな。あたしゃ「儲からない側の」「エゴ」だから関係ないんだよね? 不安になっちゃいますよ。まったくもう。
まあその前に、
頭にバンダナを巻いて、天然素材の高価なブランドを着て有機野菜を食べ、ヨガマットを背中にしょって自然化粧品を自作するのがロハスだが、ぜんぶを一所懸命やらなくても、どれかひとつでいい。ヨガ? ああ、どうぞどうぞロハスへ。
って書かれていますんでひと安心でございます。どういう安心だよそれは。
ペり公さんとこでもうちょっと詳しく説明されてますのでそちらを参照するとよろし。
よーするに「おしゃれ(ファッションだから)&後ろ指をさされない(エコだから)消費行動」の提案(むろん提案しているのは「売る」側)っていう理解でいいんでしょうか。ダメといわれても困るが。
きっちり商売するんだったら、「おしゃれ」部分だけを前面に出して、「エコ」部分は隠しておくのが秘すれば花の日本メンタリティに合っているのではないかと。食事にしてもまず「うまい」ということがあって、それが環境にやさしいかどうかは裏でこそこそ追求してくれていたりするとカッコイイと思います。でも免罪符部分がないと、売る方も買う方もやりにくいんでしょうかね、やっぱり。
どもどもです。
私は結局のところどうもロハスよぐわがんねという結論になっております。
元来はニューエイジがかったライフスタイルの提唱だったのかもしれません。
しかし、もうビズネスマンに乗っ取られてしまった気配です。
そのうちロハスの定義もグダグダになっていくんだろうなあ。
いずれロハスはお買い物好きな世俗派と、地球意識や宇宙人との交霊を目指す過激派に分裂する!!
とかも思いますが、それほど興味を持ってこの運動を見つめたいのかというと、そんなこともないわけなんですよ。
ぺり公さんこんにちは。
ロハス・ファッション派とロハス原理主義者との戦い、おもしろそうです。血を血で洗う陰惨な争いが起こって、敵の陣営に添加物たっぷりの食べ物を送り込むロハステロなどもやったりするといいです。なんかのどかで。