たまには音楽の話でもしようじゃないか。
まとめて買って、一度二度聴いてそのまま忘れたりすることが最近増えたような気がする。トシだからか。ガキのころは死ぬ思いで小遣いためて(死にません)レコードを買い、すり切れるまで(この比喩で時代がわかる)聴いたもんじゃったよ。ふぉっふぉっふぉっ。
んで、最近買ったCDから。
Herbie Hancock Possibilities [Amazon]
ハービー・ハンコックというジャズ・ピアニストのおっちゃんがおるんですが、その人がプロデュースして、歌手をあつめてオムニバスっぽく1枚にまとめましたというCDです。参加してるのは、サンタナ&アンジェリーク・キジョー、ポール・サイモン、スティング、アニー・レノックスなどなど。そんな連中を1枚にまとめてどうすんだよってなもんですが、これが意外とまとまりがある。バックで流れるピアノはハンコック節だしな。ハンコックといえばまあ「処女航海」だの「西瓜男」(ええ、「電車男」のはるか昔、60年代にこういうタイトルの曲があったんです。うそ、ほんとは"Watermelon Man")。
で、全然知らない人もいたりするし、"I Just Called To Say I Love You"はラウル・ミドンという人が歌ってるのだが、ハーモニカ・ソロがスティーヴィー・ワンダーだったりしてお得な気分。わたしのお気に入りは、やはり1曲目、"Stitched Up" (featuring John Mayer)かな。ジョン・メイヤーってよく知らないんだけど、それゆえの「おー、このCDってこんな感じなのか」的驚きもあり、でもちゃんとハンコックが《きこえる》感動もあり。スティングやサンタナは、どうやっても彼らの曲だしね。
気持ちよく、ひたれる1枚でございます。アマゾンで試聴できるのできいてみてちょ。★★★★☆
HerbieHancockのオフィシャルサイトのご紹介
ありがとうございます。
スティングさまの
録音風景が・・・ステキです。
今日はひさしぶりにFRAGILEとかSET THEM FREEなんかを聞きながら眠りに付こうっと。
メジロさま。
もう寝るんかいっ。じゃなくて、今夜のことですね。失礼しました。
STINGせんせいも元気でなによりでございます。