なんか、とんでもないことのような見出しをつけるのはいかがなものか。
運転室に長男入れた東武運転士、懲戒解雇されていた(YOMIURI ONLINE)
いや、単に、主としてネット方面でけっこう話題にはなっていたが二日ほどまえにすでに解雇されていたことが(取材の結果)わかりましたよ、という程度のことなんですが。
まあ私の思うところは先日書いたので、もう追加することもないんですが、しかしあらためて、あちこちを見てみるとやはり、過剰に運転士を擁護する立場のひとたちには違和感をおぼえるんでした。妻子3人をかかえてるのに解雇はひどい、みたいな論調にはとくに。
頼むよ。何の非もないのに無職になるわけじゃないんだからさ。独身者が同じ琴をしてクビになるぶんにはかまわないのかよー、とか思っちゃうわけです。
不適格な人を運転士にしてしまった会社側の責任はどうよ、という問題は残るが、
「多くの意見をいただいたが、運転室に第三者を入れたことが重大な規則違反であることに変わりはない」
ということなので、東武鉄道で規則違反をやらかしてしまった人へはそういう処分を下すのだ、ってことで納得です。
昨年3月には、
新幹線車掌が乗務中に風景写真を撮影−通報で発覚し解雇へ(サンケイスポーツ)
ということもありました(20代の新幹線車掌が3年にわたって車窓からの風景を乗務中に撮影し自分自身のサイトに掲載)。公共交通機関のひとは、お願いだからまじめにやってくださいねとしかいいようがありません。命を運んでいるんだ、ということを再確認してほしいです。
※追記
以下のWeblogで、この件に関するさまざまなネット上の意見(ブログエントリー)が紹介されており、また多くのトラックバックが送られています。興味のあるかたはチェックするとよろしいかと。
りゅうちゃんミストラルの日記