最近では雑誌編集部もウェブログをもったり著名人もやってたり、かなり一般的になってまいりましたが、5月3日の朝日新聞では駄目押しをするかのようにこんな記事が。題して『GWおうちでトライ ブログづくり』。GWにしなきゃいけないようなもんでもなさそうだが、遊びにいくアテもない人の救済策なのか。
36歳の既婚女性記者・高橋美佐子さんが《ブログ事情に詳しい小林弘人さん(40)》に教えてもらいながら、はじめてのブログを作る、という記事だ。自己紹介は身元情報漏洩のもとになるので慎重にしたほうがよい、みたいなことをいいつつ、携帯電話で師匠の顔写真をアップしてみたり(しかしその場合の“他人のプライバシーへの配慮”はどうなのか、ひとこと欲しいと思うが)、コメントやトラックバックの機能を説明してみたり。
コメントがつくと、
見知らぬ人と初めてつながった感激は、忘れられない。
うははは、36歳にしてはウブですね。新聞記者やってて、そんなことで感激してどうするのか。記事を読むシロウトさんを勧誘するためだからこれでいいのだ、とか? なんだかな。
そして既婚女性記者さんは、人気ブログの《文体をひそかに研究》したり友達に宣伝しまくったりするのであった。文体の研究って、どんなんだろう。
彼女の更新はもっぱら携帯電話からのようだ。
通勤途中などに、1日あたり2、3回、記事を加えた。
へえ、歩きながら更新したりしたのか、大変だな。と思ったら、どうやら通勤電車の中でらしいぞ。
とはいえ、昨日あたりから、電車の中で携帯メールする人に「あの人も『ブロガー』かな」と親近感を覚え始めた。「ブログ」に、はまってしまったかもしれない。
はまったのか。そうかそうか。よく平気でそんな表現を新聞紙上で使えるなあ。ブロガーって気持ち悪い言葉だなあと思うけど、もう市民権を得たんですかね。いやまあそんなことはどうでもいいや。
ここで気になったのは、《電車の中で携帯メール》だなやっぱり。携帯をいじってる人をみてブログやってるに違いないと思える想像力はすごい。で、まあどの路線をつかってるか知らないが、携帯禁止の車両ではブログの更新をしていないことを、切に願う次第です。まあどうでもいいけど。
検索してみたら(もし同姓同名でないのだとすれば)、この記者さんについてはいろいろ出てきました。すごいなあと思うことも。でもまあそれはそれ、これはこれってことで(笑)。