夜更かししていてたまたまやっていた映画がこれ。『ミステリー、アラスカ』(1999)なんて、どうみたってアラスカで殺人事件かなんかが起こるような話だと思ってしまいますが、アラスカ州ミステリーという町の名前がタイトルになっているだけ。しかもアイスホッケー話だったので、ついつい見入ってしまったとさ。
けっこうよかったです。主演はラッセル・クロウ。脚本にはデイヴィッド・E・ケリー(『アリーmy Love(Ally McBeal)』のひと)が参加してるので当然コメディ。アラスカの片田舎ミステリーではアイスホッケーが唯一の楽しみ。その町のチームがひょんなことからNHL(プロホッケーリーグ)のニューヨーク・レンジャーズと対戦することになってしまい大騒ぎ。大笑いさせつつ、夫婦愛、親子愛、郷土愛、プライド(どこぞの安いテレビドラマのプライドではなくてね)をしみじみと感じさせてくれるエピソードをつむいでいきます。
もともとアイスホッケー映画が好きなのですが、これはいい。日本ではDVDは出ていないようですが、ブエナ・ビスタ(ディズニー系)だしアメリカで発売されたのも去年の12月だし、いずれ日本でも発売されるのではないかと期待してしまいます。最初のほうはちゃんと見れなかったので。
『スラップ・ショット』にしろ『飛べないアヒル』にしろこれにしろ、なんでアイスホッケーはおもしろいんだろうなあ。犬ぞりレース(『スノードッグ』)も面白いんだけど、あれは犬がいいからってのもあるしなあ。
もしかして要するに寒そうなのがいいのか。いやいや、寒いの苦手ですよわたしゃ。