Zingaro

 なにやらずいぶんな鳴り物入りで3月12日から5月8日まで上演。朝日新聞でのタイアップ記事や広告、劇評を見て行こうと思ったわけですが(もちろん朝日新聞社ほかの主催、共催はフランス大使館、特別協賛はエルメス)、高い。24000円から8000円。私はS席14000円のチケットをとりました。北Cブロック11列。円形劇場なのでどこに座っても大差ないのかもしれませんが、ほぼ正面で、演奏者たちを左右に見渡せる位置だったので悪くはなかった。  曇り空の下、地下鉄大江戸線清澄白河駅から延々と歩いて木場公園。深川めしが名物らしく、商店街には食堂らしき店がちらほら。おなかすいてきたけど、まあいいや。  日曜だったので開演は5時。会場は3時半だが、ついたのは4時半ぐらい。現代美術館のある公園の中に特設シアターがそびえている。  チケットを切られたあとは土産物屋さんのプレハブへ自動的に進むことになっております。飲食もできるようでしたが、あの混雑じゃあその気分にもならず。チョコレートだのTシャツだのDVDなどいろいろ売ってるようでした。パンフレット(3000円也)のみ購入。噂のエルメスショップの品揃えはこんな感じ。さすがエルメス、高いっす。   観客を見回してみると、騎馬オペラのオペラ部分に惹かれた人はオペラ仕様で、騎馬部分に惹かれた人は曲芸(曲乗り)仕様で来ていたような気がした。ちぐはぐというか。でも足元がけっこう不安なので騎馬派のほうが正解(笑)。...

blast 

という、ええとこれはなんというんだろう、コンサート? ミュージカル? ダンス? とにかく"Performing Arts"ですね、そういうものがあるんです。日本語だと『ブラスト!』と「!」マークがついてます。どんなものかというと、オーチャードホールの公式サイト(出演者石川直のインタビューや、幕間の“地獄のメリーゴーランド”などのMovieもあります)を見て回るとだいたいわかるんですが、要するに、管楽器と打楽器とダンス。踊りまくりはねまくる吹奏楽。 2001年にはトニー賞の「最優秀スペシャル・シアトリカル・イベント賞」を受賞し、昨年はじめて来日公演を行い大成功を収めた、というわけ。 5月に『ドラムライン』という映画をみにいったんですが(おお、もうすぐDVDが発売されるではないか!)、予告編でこの『ブラスト!』公演が紹介されておりまして、こりゃみるしかないとチケットの予約に走ったのでした。嘘です走ってませんインターネットで予約しました。...