June 23, 2006

JPN1-4BRA

 前半30分ぐらいからロスタイムまで、ちょっとだけ夢をみちゃいました。ははは。
 しかしそのあとは、まるで「最初の1点は取らせてやる、ハンデとして。でもそのあとは、わかるよね(ニヤニヤ)」とでもいうかのようでしたな。いやはや。

 さすがブラジル。高校生相手に練習試合をしているかのようにパスが通る通る。確実に、華麗に。日本のプレッシャーがあまりないからねえ。
 やっぱりブラジルに(ワールドカップで)勝つのは向こう30年ぐらい無理なのかなあ。人間同士なので、運がよければ勝てることもあると信じたいものです。今は10回20回やって1回勝てるかどうかというところでしょうが、それが8回に1回、6回に1回ぐらいまで進歩していくといいなあと思う次第です。

 試合後の中田をみて、「ああ、この人はブラジルに本気で勝つつもりだったんだろうなあ」と思ったりしました。もちろん他の選手たちも勝ちたいと思っていたんでしょうけどね。最初から負けるつもりで試合する人はいないわけで。
 でも彼はそれよりももっと、“勝つつもり”だったんだろうなあと。川口もそうかな。
 たぶん全然納得してないんだと思う。

 技術や体力ではまだまだ世界のトップレベルとの差は大きい。でも精神力は(その気になれば)追いつけるはず。そして精神力はきっと最後の最後にものをいうのでありましょう(なんだか根性論みたいで書いててイヤですけど)。まずそこから立て直す必要がありそうです。にわかサッカー評論家としてはそう思います。

 いやあ、しかしまあオーストラリア戦が1-1だったら、クロアチア戦が1-0だったら……なんて、勝ち点シミュレーターで試してみたりして未練たっぷりのわたくしであります。なんて後ろ向きな(笑)。
 まあ世界ランク2位のチェコだって、パラグアイだって次に進めなかったのだから、ま、妥当なところでしょう。

 蒸し返しますが、98年は勝ち点0(得点1)、06年は勝ち点1(得点2)(02年はノーカウント)。この先10年、14年と勝ち点を増やしていけるかどうか、決勝トーナメントに進めるかどうか、そもそも本大会に行けるかどうか、次の世代が育つかどうかにかかっているわけです。南アフリカでも中田が走り回っていたら、それは日本のサッカーが育たなかったってことですね。

ユニホームで顔覆い、立ち上がれず 中田英(asahi.com)
W杯に涙の「別れ」 中田英、ピッチに倒れる(asahi.com)

 さあそんなわけで、ここから先は心臓にも負担をかけずにワールドカップを楽しむことができます。ニャホニャホタマクローのガーナにはがんばってほしいなあ。いきなりブラジルと当たるのが気の毒だけど。あとはアルゼンチンですかね。

【追記】
 忘れてた。恒例の「Googleで検索:ジーコジャパン 感動をありがとう」。現在(06/06/24 01:50)708件です。

投稿者 percent : June 23, 2006 11:16 PM | トラックバック (1)
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コメント

非常に遅まきながら、どうもこんばんは。
「あの時もし」という未練お察しします。私も似たようなもんです。
ブラジルの場合は、やっぱ強かったなぁブラジルだもん。という落としどころがあるんですけど、オーストラリアでの負け方は今でもちょっとショック大です。なんてしんみりしたことを書いていても、頭の中ではニャホニャホタマクローの歌がグルグル、なんではありますが。

Posted by: ぺり公 : June 26, 2006 02:30 AM

ぺりさまこんばんは。
豪州あなどりがたし、ですな。ヒディンクか。でも全員プレミアリーグでやってるというのですから、地力で日本よりまさっていたわけで、そこで「オーストラリアには勝てる! 勝ち点3!」などと甘い夢を見てしまった(監督も選手もマスコミも?)のが、最後の最後でふんばれなかった敗因なのかなあと思います。
2007アジア杯や2010W杯予選で、ぜひともリベンジを期待したいです。

Posted by: ぱと : June 26, 2006 03:18 AM
まあ気楽にコメントしてくれたまえ。もうしわけないが、スパムが多すぎなのでコメントは管理者の承認後、掲載される。まあ気長に待ってくれたまえ。









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