『ストリート・ボーイズ』ロレンゾ・カルカテラ(新潮文庫)
第二次世界大戦末期のナポリにのこった300人の少年少女たちが、ナチスドイツの機甲師団に立ち向かう。子供たちが、武器ではなく、サッカーボールで“たたかう”ことのできる日がいつか来ますように。
『Say Hello! あのこによろしく』イワサキユキオ(ほぼ日ブックス)
「ほぼ日」の人気コーナーの書籍化。反則的なかわいさ。秘密つき。
『背広の下の衝動』新堂冬樹(河出書房新社)
残念ながら失敗作としか思えない作品集。あひゃひゃ。
『アキハバラ@DEEP』石田衣良(文藝春秋)
電脳ベンチャー対電脳巨大企業。ネットに革命をおこした風雲児たちの長篇青春群像SF小説。なんじゃそりゃ。でもおもしろい。
『蝶のゆくえ』橋本治(集英社)
この本は、冒頭の「ふらんだーすの犬」に尽きる。なんとも哀れでかなしい話だが、おそろしいのは、これが日常茶飯事だという現実。
『ストリート・ボーイズ』『蝶のゆくえ』あたりから攻めてみようかな。
ご案内ありがとうございます。
「蝶のゆくえ」・・・消化できるかな。
ま、チャレンジしてみるか。
P柿さん、まいど!
メジロさん、はじめまして!
『蝶のゆくえ』はねえ、私もさほど期待しないで読み始めたんですが、冒頭の「ふらんだーす」に打ちのめされまして。1篇だけ読んで、残りは明日っていうふうには、どうにもできなかったです。キツすぎて。中和剤が必要で。
まあなんだかんだでそのまま全部読んじゃったわけですが。
口直しには『Say Hello! あのこによろしく』あたりがいいかと(笑)。
本屋さんとか図書館とかで見かけたら、ちょっと手に取ってみてください。